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色褪せた僕は、
作者: たまはる  (総ページ数: 15ページ)
関連タグ: ラブコメ 馬鹿 ちょいシリアス 
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10~

*12*

「たっだいまー!」
「夕姫が帰ってきたみたいだね。じゃあ私は退散ー」
郁さんが部屋を出ていったあと、すぐに夕姫がやってきた。
「のぞみんが風邪ひくなんて珍しいね」
「色々あったんだよ」
夢のことを話そうか迷った。でも、話さなきゃ俺はその内壊れてしまうかもしれない。
だから、夕姫には全部話した。
「そんなことが...。」
「どうしたらいいのか...今更、あいつに合わせる顔もないのに...」
「のぞみんは、叶望は自分を卑下しすぎだよ」
そんなことを言う彼女はどこか寂しげだった。

3話終了です。
夏休みが終わってしまい、余韻に浸ることすら許されないなんて、学校は鬼畜です。
皆さんはどうですか?

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