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*9*
3話 風邪をひいた男
「38.6℃。こりゃかなりの高熱だね」
最悪だ。健康的な生活を継続できていたはずなのに...。
「まぁ、キミの場合はお腹出してソファで寝たからだろうね」
「うっ...返す言葉もございません...ゲホッ」
ということで、郁さんに看病してもらうことにした。
「何かあったら言ってよ?」
「はい...」
ガチャンという音を最後に、俺の部屋は静寂に包まれた。
「ダルい...ゲホッゲホッ」
ちなみに夕姫は友達の家に遊びに行っているらしい。何かメモ用紙置いてあったし。
『友達の家に遊びに行ってきます。のぞみん、百合な私と友達を想像して気長に待っててくれたまえ』
なに言ってんだろ。将来が心配だよ。
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