完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*2*

第1話
『ユーレイ姉ぇがやってきた!私達はプリキュア!』


〜冥界〜

「ゆらぎよ、ゆらぎ……」

ゆらぎ
「はい、お呼びでしょうか冥王様」

冥王
「うむ、冥界で最も優れた霊である貴方に使命を与える」

冥王
「貴方も知っての通り、冥界においても睡眠は娯楽として、精神のリラックスとして大事なものだ」

冥王
「だが……最近になって、睡眠を行わず朝まで遊び暮れる幽霊が現れた」

ゆらぎ
「はい……あの、ヨフカスナイトクラブと呼ばれる集団ですね」

冥王
「そのヨフカスナイトクラブが、昨今では現世に降りたって活動していると報告が来ている」

ゆらぎ
「現世にですか!?」

冥王
「そう、彼らに知らずに魅入られた生きた人間達は、彼らのように夜通し遊んで寝不足に悩まされている」

ゆらぎ
「このままでは色んな意味で彼らのようになってしまいますね………」

冥王
「ゆらぎよ、お前にこれを渡す」

ゆらぎ
「これは?」

冥王
「幽霊に力を与える……グッドトーカーとでも名付けておこう」

冥王
「これを使ってプリキュアとなり、ヨフカスナイトクラブの横暴を止めるのだ」

ゆらぎ
「……はい!冥王様、この夜空ゆらぎ………必ずご期待に応えます!」

冥王
「貴方とは別で3つあります、見込みがある存在に託しなさい」

ゆらぎ
「はい!行ってまいります!」

ゆらぎ
(現世……私が事故で亡くなってからもう1年は経つのね、あかりは元気にしているかしら………)



ーーーーーーーーーーーーーーーー

一方………

「坊っちゃま……本日はどのように?」

「ふふふ、考えるまでもないだろう爺や」


ヨフカス
「夜遊びに予定なんか必要ない!深夜に好きなことをして好きなように振る舞う!それでいいのさ!」

ヨフカス
「行こう皆!今夜もパーティタイムだ!!」

………

「あかり、遅れるよ」

「あっ、ホントだ!行ってきまーす!!……と、ちょっと待った」



あかり
「……行ってくるよ、姉ぇ」

………

あかり
『私、夜空あかり!もうすぐ中学2年生!』

あかり
『今はルームメイトと一緒に元気に暮らしてます!!』



あかり
「あっ……」

「……」

1 < 2 > 3