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*10*
たくっちスノー
「俺‥‥‥‥俺外れろ!!外れろ!!外してくれ!!」
カチッ
たくっちスノー
「外れろつってんだろぉ!!?」
ジーン
(残り13個‥‥‥メアトが引く前にどれがハズレか推測しないといけない)
ジーン
「どれだ‥‥‥‥‥」
カチッ
ジーン
「‥‥‥‥‥‥‥ふぅ」
ユニ
「‥‥‥ジーン、触った感触はどうですか?」
ジーン
「刺さりそうな感じはないようにも見えますが‥‥‥‥鋭利なのでこれが勢いよく噛み付いてきたら‥‥‥‥」
ユニ
「でしょうね‥‥‥‥ちょっと奥歯の方押してみます」
カチッ
ユニ
「‥‥‥‥‥‥行く行くはこういう所も押さないといけませんからね」
イグニス
「ああ‥‥‥‥」
カチッ
イグニス
「‥‥‥‥‥くっ、本来は外してはいけないもののはずだが」
たくっちスノー
「なんか‥‥‥‥こういうやつってさ」
たくっちスノー
「右と左で推してる部分が偏ってたりとか、大部分押してる中で一つだけ残ってるやつとか」
たくっちスノー
「そういう奴がすげー怪しくてしょうがなくなるんだよな」
ジーン
「ですが押していくと、次第にそういうものばかりになってきますよね」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥‥何より今回は命かかってる」
たくっちスノー
「メアトのメンタルの方が先に壊れないか心配なんだよな‥‥‥‥」
メアト
「あっ‥‥‥‥あっあっ‥‥‥‥」プルプル
カチッ
メアト
「はぁ‥‥‥‥はぁ‥‥‥‥」
ジーン
「‥‥‥‥休んだ方がいい、とも言えませんね」
たくっちスノー
「くそっ!!いつも俺結構噛まれたりするのに!!」
たくっちスノー
「なんでこういう時に限ってハズレを引かせてくれねーんだよぉぉぉぉ!!!」
ジーン
「もう‥‥‥‥半分を切りますよ‥‥‥‥早くないですか‥‥‥‥!?」
ユニ
「そりゃそうですよ‥‥‥‥‥5人で20個という事は最大でも4週すれば終わりということなんですから‥‥‥‥」
ジーン
「‥‥‥‥‥っ!!」
カチッ
ジーン
「‥‥‥‥‥もう、冗談抜きでやばい‥‥‥‥‥」