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*56*
そして、ここはグローバル・ファウストの臨時基地
デーリッチ
「こ、ここは....」
幻徳
「ようこそファウストへ、俺は東都政府代理首相、氷室幻徳。」
デーリッチ
「....!」
デーリッチは冷たいガラス場の箱に閉じ込められている事に気づき、もがく
幻徳
「無駄だ...その箱はそちらから開けることは不可能...そしてお前の声はこちらには届かない...」
幻徳
「お前には新しい兵器の実験台となってもらう...」
デーリッチ
「....!!」
『アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』
幻徳
「...ん、なんだ、この怪物のような叫び声は」
その時、石動から電話が
石動
「おーい、幻徳。」
幻徳
「何だ?」
石動
「作戦通りこいつを拐ったのは良いが、どうやら想像以上みたいだ」
幻徳の後ろに、真っ黒な触手が数本飛び出してくる
幻徳
「ッ!?」
たくっちスノー?
「コ ロ シ テ ヤ ル」
体の一部が黒く変色し、そこから触手となってうねる怪物...たくっちスノーらしき生き物がそこにいた
幻徳
「こ...これは一体!?」
たくっちスノー?
「ウアアアアアアアア!!!!」
石動
「マジでキレてんぞあいつ」
幻徳
「情報と違う...ここまで怒りを見せるなんて...」
たくっちスノー?
「....ググググググ」
たくっちスノーは触手を引っ込め、どうにかいつもの姿に戻す
たくっちスノー
「その情報は数週間ほど古い」
たくっちスノー
「確かにここに来る前の僕だったら、こんな奴なんとも思わなかっただろうな」
たくっちスノー
「けどな...今の僕にとって、デーリッチはかけがえのない王さまだ」
たくっちスノー
「それにな、こいつは僕だけの王さまじゃない、皆の王さまだ」
たくっちスノー
「お前ら、こいつに何しようとした?知ってるんだぞ?こんな子供にネビュラガスを掛けたら命に関わることぐらい」
たくっちスノー
「お前らなんかにデーリッチを死なせてたまるか!!!」
たくっちスノーの体からコウモリのような大きな翼が生え...幻徳はそれを見て驚いた
たくっちスノー
「不思議だろ?どういうワケかね...感情が高ぶると見たキャラクターの設定を即興で真似出来るみたいだ」
幻徳
「...なるほど、やはり素晴らしい、これがマガイモノの真の力」
【BAT】
幻徳
「ますます欲しくなってきた...蒸血!」
【ミストマッチ....バット...バ・バット....ファイヤー!!】
ナイトローグ
「こいつが欲しいなら力ずくでかかってこい、時空監理局代理局長。」
たくっちスノー
「ああ...」
石動
「....」
....そして、戦兎達は
戦兎
「おい、なんかぶっ壊された後がねぇか!?」
享楽
「あいつ、中々やるなァ~」
ネメシア
「関心してる場合ではありません、早く私たちも...」
Sヴヴァ
「そういうわけにはいかないなぁ」
戦兎
「スーパーヴヴァ!」
Sヴヴァ
「お前達の相手はこいつらだ!」
Sヴヴァはシャッターから数十匹の黒い怪物を呼び出す。
怪物はまるで蟻のような見た目をしていた
Sヴヴァ
「こいつらは欲望が具現化した存在『ヤミー』、ナイトローグのもっと人間を集めたいという欲望からこいつらが生まれた」
Sヴヴァ
「さぁ...いけ、てめぇら!」
グンタイアリヤミー
「「「ウオオオオオ!!」」」
享楽
「いくでェ、ネメシア!」
ネメシア
「はい!」
戦兎
「変身!」
ギリッギリッ...ポンッ!
【ガトリングアーム】
【タカ!カマキリ!バッタ!】
【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!】
享楽
「いてもうたるでェ!!」
...
たくっちスノー
「ナイトローグ...ミストマッチ...」
たくっちスノーは黒い液体から、銃を作り出す...否、ただの銃ではない
ナイトローグ
「貴様、俺たちのスチームガンを...?」
たくっちスノー
「言っただろ、見たキャラクターの設定を即興で真似出来るってさ」
たくっちスノーは真っ黒の禍々しいフルボトルも作り出すと、ローグ達のようにフルボトルをセットする
【クトゥルフ】
たくっちスノー
「.....蒸血!」
【ミストマッチ...クトゥルフ...ク・クトゥ...※♯◯§♭‡&‡◯】
【ERROR!!】
花火が上がり、たくっちスノーが姿を表す
「君らみたいにこの姿に名前をつけるとするなら...」
カオスフェイカー
「我が名はカオスフェイカー」