完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~

*67*

翔太郎
「ハードボイルドな風都探偵、左翔太郎は、突然風都に似た世界に召喚され、どういうワケかそばに居たフィリップと共に再び仮面ライダーダブルとして...」

戦兎
「ま、待った待った!人のあらすじコーナーを乗っ取らないでくれよ!」

翔太郎
「でもそっちの出番今回無いし、俺とフィリップが活躍するし良いじゃん一回ぐらい」

戦兎
「まぁ、そうだけど仮面ライダーWには専用のあらすじあったでしょ!?それ使えよ!!」

たくっちスノー
「ごめん、仮面ライダーWはニコニコで最終回前の奴しか見たことないんだ」

戦兎
「はぁ!?」

翔太郎
「に、してもなんだこの紋章...いや、カッコいいけど急に出てきたな」

たくっちスノー
「...今回は第九話、とんでもないことになるから覚悟しておけよ」

翔太郎
「ああ」

戦兎
「え、ちょ!?おーい!?俺と万丈の次の出番いつなんだよ!おーい!!」

....

【第九話】
【××××年、僕は黒影を殺しました】

仮面ライダーWの復活。

そんな中、名月は動かなくなったフィリップを擦っていた

名月
「ちょ、ちょっと大丈夫!?」

ダブル
『大丈夫、この姿に変身すると僕の精神はこっちに移るんだ』

カオスフェイカー
「そういえばそうだったな...」

ダブル
「フィリップ、やれるか?」『もちろんさ』

メイドウィン
「二人の人格が入ってるとはいえ、なんか不気味だなぁ」

かなちゃん
「さぁ、行きますよ!」

ディエンド
「来なよ!時空監理局!」


カオスフェイカー
「行くぞォ!」

カオスフェイカーは触手を伸ばし、ディエンドを追い詰めようとする

時空監理局が優先するのは時空犯罪者の確保であって、撃破兼殺害ではない。

ファウストを相手にするのとは勝手が違うのだ

メイドウィン
「リンゴドライブってアレまた使えない?」

シキ
「あいにくだがマナが足りないよ」

メル
「マナに頼りきりなのはどうかと思うぞ?やっぱジェムはOS上昇率アップ、攻撃力アップ、防御力アップだろ」

シキ
「あんたはその見た目に反して脳筋すぎよ」

メル
「どんな戦法だろうと自分の勝手だろ」

メイドウィン
「えーと、ああいうのも俺らの仕事か」

カオスフェイカー
「そうだよ黒影!」

ディエンド
「...ふふ、仕事、か、馬鹿げた事を」

カオスフェイカー
「何!?」

ディエンド
「だって、そこにいる黒影という人間は...」

カオスフェイカー
「お、おい!一気に止めを指すぞ!」

ダブル
「あ、ああ!分かった!」

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』


ダブルは高く飛び上がると、体が縦に真っ二つとなり、そのまま蹴りかかった!

ダブル
『「ジョーカーエクストリーム!!」』

カオスフェイカー
「マガイモノ奥義!」

【chaos finish】


カオスフェイカー
「奇・欲・怪・滅・暴・刹・撃!!」


メイドウィン
「メイドウィンブラスト!!」

ディエンド
「うわあああああ!!」

数多くの必殺技がディエンドに襲い掛かり、変身が解ける

たくっちスノー
「よし!」

海東
「くっ...」

かなちゃん
「貴方の敗けです、おとなしく降伏しなさい」

海東
「僕はまだやり残したことがある...ここで捕まるわけには...」

メイドウィン
「...まぁ、罪は罪だからな、こういうパターンに惑わされず」

海東
「シャドー・メイドウィン・黒影」

メイドウィン
「ん?」

海東
「君の噂は色々聞いてるよ、ふふ、アレには本当に驚いた」


たくっちスノー
「いや、まぁお世辞入れたって罪は...」

海東
「いや、お世辞じゃない、本当に尊敬しているんだ」



海東
「まさか君のような人間があんなプロジェクトを考えていたなんて」

たくっちスノー
「ッ!!??」

かなちゃん
「!!!」

メイドウィン
「え?何の事?」

たくっちスノー
「お、おい黒影!そいつの事は良い!早く捕まえなくちゃ!!」

海東
「その上、何百年、何千年、何万年も続けていたというんだから驚きだよ、その時空監理局という組織も、皆あの女性が好きだったから...」

たくっちスノー
「お、おい!!やめろって!」


疑問そうなメイドウィンの顔を見て、海東は淡々と話、たくっちスノーはそれを引き留めようとする

♪ホウジョウエムゥ!!


海東
「知りたくないかい?」

たくっちスノー
「よせよ...」

海東
「未来の君がどうなっているのか」

たくっちスノー
「やめろって...」

海東
「ファウストという組織のトップが現在誰なのかを」

海東
「マガイモノという生き物を」

海東
「この男と君の罪を」


たくっちスノー
「それ以上言うなッ!!!」




海東
「どうして君は殺されたのかを」

たくっちスノー
「やめろーーッ!!」


海東
「今だ!」

【アタックライド】

【インビジブル!】

隙を付き、海東はライドカードをディエンドライバーに入れ姿を消した


翔太郎
「逃げられたか...」

メル
「だが、それよりも今は...」


メイドウィン
「な、なぁたくっちスノー?」

たくっちスノー
「...く、黒影?」

メイドウィン
「俺って、未来だと定年退職したんだよな?」

たくっちスノー
「.....」

メイドウィン
「殺されたって、ハッタリだろ?」


たくっちスノー
「....黒影」






「ごめんね。」

66 < 67 > 68