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*66*
名月
「仮面ライダーが多過ぎてワケわかんなくなってきたよ..」
ディエンド
「この程度なんてまだ少ないほうさ」
カオスフェイカー
「そうそう」
サイクロン
「行くぞ、ディエンド!」
シキ
「メル、まだ戦えるかい?」
メル
「当たり前だ、ひとまずあいつぶっ潰すとしよう」
メル
「お前の帽子はその後だ」
シキ
「こっちだって」
七海
「えーーっとさ、集合と共闘シーンは盛り上がるから良いけど、出来ればよそでやってくれないかな?」
メイドウィン
「言われてみればそうだな」
サイクロン
「よし、こうなったら全員僕の世界へと送る!」
サイクロンは地面に文字通りの風穴を開け、仮面ライダーやメイドウィン達を風の世界へ強制的に送った
サイクロン
「...ああそうそう、七海だったかな?」
七海
「ん?」
サイクロン
「シキと世界旅行してるときに拾ったものだけど...良かったら使うといい」
そう言うと七海にライダーベルトを投げ、自身も穴へ入っていった
七海
「...いわゆる初期装備かなー」
七海がベルトを巻くと...
七海
「えーと、この後何をすれば...いてっ」
七海の頭に何かが落ちてくる、擦りながら落ちてきたものを確認すると...
七海
「...目玉?入れてみればいいかな」
『アーイ!バッチリミナー!』
七海
「おお」
七海は何かに取りつかれたように目玉のようなものをベルトに入れ、スイッチをいれる
『カイガン!イブキ!』
『ムードはハイ!魂のソング!』
....
一方、風の世界
風の世界
~ウィンドシティ~
カオスフェイカー
「風の世界...って、これ、まんまあの街じゃないか」
サイクロン
「分かるかい?あの街は忘れられなくて、こうやってイメージになって呼び出されたみたいだ」
メル
「そういうこともあるのか」
名月
「え、つまりメルさんのあのふわふわとした世界も願望である可能性が?」
カオスフェイカー
「ないない、こいつ年長者だし中身は相当なババアだぞ」
メル
「てめぇ後で覚えとけよ?殺すだけじゃすまさねぇからな」
カオスフェイカー
「ゆ る し て」
ディエンド
「...ふぅ、さて、再開だ、全力でやらせてもらう」
【アタックライド】
【ブブブブラスト!】
ディエンドが放つ弾丸の嵐をどうにか避ける
サイクロン
「...合わせるよ!」
シキ
「ああ!」
『サイクロン!マキシマムドライブ!』
【月下美人】
ディエンド「くっ!」2566
名月
「大勢に無勢じゃない?」
かなちゃん
「いえ、あれでいいんですよ」
ディエンド
「こうなったら....」
【ファイナルフォームライド】
【ブブブブレイド!】
ディエンドは何処からかトランプの付いた謎の大きな剣を取りだし、振り回した!
メル
「あっぶな!」
かなちゃん
「ほら、この人これだけやっても捕らえれないぐらいなんで...」
カオスフェイカー
「やっぱディエンドつええ...」
サイクロン
「くっ、僕だけでは力が足りない...」
フィリップはダメージで変身が解除された
フィリップ
「だが...まだだ、この街を消させはしない...」
ディエンド
「先に君の帽子からいただくよ、仮面ライダーサイクロン。」
カオスフェイカー
「...そうだ、名月!!」
名月
「えっ、何!?」
カオスフェイカー
「あんた確か、理想(イメージ)を現実にする力を持っていたな!」
名月
「え、ああ、うん!」
カオスフェイカー
「今から自分がイメージするものをリアルにしてくれ!!」
名月
「わ、分かった!」
フィリップ
「くっ...」
ディエンド
「これで2個目....」
シキ
「フィリップ!」
ガッ
「待ちな。」
ディエンド
「!!」
フィリップ
「君は...!!」
その時だった
たくっちスノーとフィリップの理想が現実へと変貌していく...
そしてイメージは形を作り、人となってディエンドの手を受け止めた
「この街を潰させはしない、フィリップと俺が愛したこの街を...」
ディエンド
「な、なんで君が...」
翔太郎
「潰させはしない」
フィリップ
「翔太郎!!」
カオスフェイカー
「そうそう、ダブルは二人で一人、こうでなくっちゃしっくりこないよ」
名月
「...見て!フィリップの帽子が!」
フィリップの帽子はデータのように量子化していき...既に翔太郎の被っていた帽子に紋章が宿った
メル
「管理人が変わった?」
フィリップ
「...そうだね、風の守り人は君の方がお似合いだよ、翔太郎。」
翔太郎
「フィリップ、これは一体...」
フィリップ
「状況は後で説明する、今は...」
翔太郎
「わかった」
翔太郎達はベルトを別の物に取り替える、さっきフィリップが使っていたものと違い、メモリを差すところが二つあるベルトだ
フィリップ
「いくよ」
【サイクロン!】
翔太郎
「ああ、いくぜ、相棒」
【ジョーカー!】
二人
「「変身!!」」
『サイクロン、ジョーカー!!』
「改めて、仮面ライダーディエンド。」
ダブル
『「さぁ、お前の罪を数えろ!!」』
二人で一人の仮面ライダーは、ここに復活した。
【次回予告】
ディエンド
「知りたくないかい?」
たくっちスノー
「よせよ...」
ディエンド
「未来の君がどうなっているのか」
たくっちスノー
「やめろって...」
ディエンド
「ファウストという組織のトップが現在誰なのかを」
ディエンド
「マガイモノという生き物を」
ディエンド
「この男と君の罪を」
たくっちスノー
「それ以上言うなッ!!!」
メイドウィン
「....たくっち、スノー?」
たくっちスノー
「...黒影。」
「ごめんね」
次回、【第九話】
【××××年、僕は黒影を殺しました】
「今でも信じたくないんだ、未来の貴方を」