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＊77＊
〜ミッション６〜
ＢＧＭ:Ｅｖａｎｓ
みさえ・まりん・しらの活躍によってゲームの時間が２０分短縮される事になった。なお、これは残り時間３０分になったタイミングで適応される。
銀時(しましまさんの)「時間が短くなるのか。少し得したな。」
時間が短縮した事を喜ぶ銀時だったが、彼の背後からはハンターが接近していた。銀時はそれに気付いていない。そのため距離は一方的に縮まるばかり・・・。
ポン
３４:１８ 銀時確保 残り１３人
銀時(しましまさんの)「ん？来てたのか。」
ピピピピ
しましま「『銀時確保。』マジで？」
のび太「だいぶん人数が増えて来たね。」
しんのすけ「母ちゃん意外にしぶといゾ。」
カジカ「そういう言い方しなくても・・・。」
つみき(Ｔｒｏｙさんの)「一体誰が逃げ切るのかしら？」
Tｒｏｙｈｏｒｓｅ「みんな頑張れ。」
みさえ「まさかここまで残れるなんて思ってもなかったわ。もしかしたらこれは逃げ切れるんじゃない？」
かなり長時間逃げているみさえは自分に自信がつき始めていた。しかしそんな彼女が向かった先にはハンターがいた・・・。
ハンター「・・・！」
みさえの存在に気付いたハンターは、追いかけるスピードを速めて彼女に近づき始める。しかし、みさえは慌てた様子を一切見せない。
ポン
ハンターは彼女の体に触れると、また別の場所に向かう。しかし、みさえは牢獄に転送されていない。なぜなら、ミッション２で手に入れたＳＡＶＥワッペンの効果で確保が無効になったからだった。
みさえ「これのおかげで助かったわー。」
３０:０５・・・
３０:０４・・・
３０:０３・・・
３０:０２・・・
３０:０１・・・
３０:００・・・
１０:００・・・
９:５９・・・
９:５８・・・
９:５７・・・
先ほどのミッションが成功した事で、時間は一気に２０分縮み、ゲームの残り時間は１０分になった。
メタナイト「時間が一気に縮んだから少しは気が楽になったな。」
ミッション５の成功によって、ゲームの時間が短くなり、少しホッとするメタナイトだったが向かった先にはハンターがいた・・・。
ハンター「・・・。」
メタナイト「後数分程したら、最後のミッションが来るのかもしれない。せめて最後のミッションはきちんとやりたいものだ。」
最後に来るであろうミッションに対する意気込みを語っていた矢先、彼はハンターに遭遇してしまった。目の前で見つかったため、逃げ出す事は不可能・・・。
ポン
９:４８ メタナイト確保 残り１２人
ピピピピ
カービィ「『メタナイ確保。』あちゃー。メタナイトまで捕まっちゃったか・・・。」
ゲーム終了が刻一刻と迫っていくと同時に、確保される逃走者の数も徐々に増えてきた。時間が経つにつれて残った逃走者の間には恐怖心と緊張感が漂う。
ヴィオラ「時間が短くなったのはいいけど、恐さがそれとなく増してくるような気が・・・。」
ハンターに対する恐怖心が増していくヴィオラだったが、ハンターに気付かれてしまった。
ハンター「・・・！」
ヴィオラ「嘘！？」
ハンターの標的にされたヴィオラは、なんとか振り切ろうと、懸命に走る。しかし、向かった先は・・・。
ヴィオラ「行き止まりー！？」
不運な事に行き止まりだった。逃げ道を失った彼女はもはやハンターから逃れられる術はない・・・。
ポン
７:２５ ヴィオラ確保 残り１１人
ピピピピ
リュート「『ヴィオラ確保。』ギタドラ勢も全滅か。」
歩「本当にあっちは人数が減ってきたわね。」
カツオ「にしても、この短時間でかなり捕まっちゃってるね。」
そんな頃、カーニバルのスタッフ達は開催に向けて更なる追い込みをかけていた。
スタッフＡ(ステラ)「カーニバル開催の準備が着実に進んでいる。これなら予定通りに始められそうだ。」
スタッフＢ(シリウス)「だが、まだビラ配りやゴミ掃除とやるべき事はたくさんある。」
スタッフＣ(ルル)「私達だけじゃ手に負えないわ・・・。」
残り時間があと５分に迫ったタイミングで、ついに最後のミッションが発令されようとしていた。
５:０５・・・
５:０４・・・
５:０３・・・
５:０２・・・
５:０１・・・
５:００・・・
５:００・・・
突如としてタイマーの時間が５分を指したまま動かなくなった。そして最後のミッションの通達が入る。
ピピピピ
両津「メールか。何？『イベントを成功させて時間を動かせ。』だと！？」
ミッション６イベントを成功させろ！
内容:今夜予定されているスペースカーニバルの開催に向けての準備が予定より時間がかかっている。残り時間を動かすには、スタッフと協力して、イベントの準備を完了しなければならない。ノルマはビラ配り・ゴミ拾い・ステージの蓄電。
零「いつまでもゲームが終わらないってやばいじゃん！」
セクトラル「なんとかしなくちゃ。」
逃走者達はイベントを成功させる事が出来るのか・・・？
(続く)
確保者の一言
銀時(しましまさんの)「意外と残れたからびっくりしたよ。」
メタナイト「急に現れたから驚いた。ハンターは本当にどこから来るか分からないな。」
ヴィオラ「行った先が行き止まりってないよー。」