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*79*
〜ミッション6パート2〜
BGM:ALBIDA
ゲーム終了まで残り5分と迫ったタイミングで、タイマーが止まってしまった。再び動かすには、スタッフと協力して、カーニバルの準備を終わらせなければならない。果たして逃走者達は止まった時間を再び動かし、ゲームを再開させる事が出来るのか・・・?
まりん「ゲームが終わらないなんてそんな!」
パワプロ君「またステージに行くのかな?」
ミッションの通達を見た11人の逃走者は、ミッション4にも関係していたステージへと急ぐ。
セクトラル「ビラ配りに、ゴミ拾い、蓄電。どれも大変そうだなー。」
ミッション成功のためのノルマを確認するセクトラルだったが、前方からハンターが彼のいる場所に向かって来ていた。
ハンター「・・・!」
セクトラル「げっ!」
慌てて来た道を引き返し、なんとか振り切ろうとするが、不運な事に、逃げた先には別のハンターがいた。結果的には挟み撃ちになってしまい、逃走不可能・・・。
ポン
5:00 セクトラル確保 残り10人。
セクトラル「挟み撃ちってそんなー!」
最後のミッションに動けなかった悔しさを露わにしながら、彼は牢獄に転送された。
ピピピピ
ヲタク大王「『セクトラル確保。』やばい!作者もあと3人になったぞ!」
残った10人の逃走者は、ハンターの追跡をかいくぐりながらも、ステージにたどり着く。
両津「とりあえず揃ったな。ところでどうやって役割を決めればいいんだ?」
零「じゃんけんか何かで決める?」
パワプロ君「(僕グーしか出せないんだけど・・・。)」
こうして今いる10人の逃走者は、じゃんけんでミッションの役割を決めた。
以下結果&役割
グー(ゴミ拾い):たまえ・まりん・パワプロ君・ヲタク大王
チョキ(ビラ配り):リノン・みさえ・零
パー(蓄電):両津・当麻・しら
しら「ビラ配りと蓄電が完全に男女分かれちゃってるね。」
たまちゃん「まあ、しょうがないよ。」
ヲタク大王「早くミッションを終わらせるぞ!」
それぞれの役割が決まった逃走者は早速行動に移る。しかし、このミッションをクリアするためには、尋常でない程のノルマがあったのだった・・・。
零「こんにちはー。ビラ配りのお手伝いに来ましたー。」
みさえ「どのくらい配ればいいの?」
スタッフC(ルル)「ありがとう。えーっとね・・・、ざっと300枚くらいかな。」
3人の前にはたくさんのビラが積み重なっているのが見えた。
零・みさえ「(これ・・・、本当に全部配るの・・・?」
ヲタク大王「ゴミ拾いの手伝いをしに来たんですが、どの辺りを拾えばいいんでしょうか?」
スタッフA(ステラ)「会場内の広場内のゴミを拾ってくれるかな?やっぱりここがメインのステージに近いから、本当にゴミの量が多くてね。」
担当スタッフの話を聞いた4人は、これから自分達がゴミ拾う場所の辺りを見回すが、あまりの散らかり様に絶句していた。
たまちゃん「かなり散らかってるね・・・。」
パワプロ君「うわあ・・・。」
両津「電気の蓄電という話を聞いたが、わしらは何をすればいいんだ?」
スタッフB(シリウス)「ここにあるパイプをこの図通りにバッテリーからステージの電源までつなげて欲しいんだ。」
辺りには、様々な形をしたパイプが転がっており、それらをバッテリーから100メートル先にあるステージの電源までつなげなければならない。
しら「すごい面倒なの来たな・・・。」
果たしてミッションは成功するのか・・・?
(続く)
確保者の一言
セクトラル「ミッションやりたかったのに、挟み撃ちにされちゃったよ・・・。マリオ、ごめん。」
一言
次作の逃走中のスレにて助っ人の募集を開始しました。