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逃走中〜銀河の星のスペースカーニバル〜(完)
作者: MAHOKO ◆lcN4ygzIuM  (総ページ数: 100ページ)
関連タグ: 逃走中 
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*79*

〜ミッション6パート2〜

BGM:ALBIDA

ゲーム終了まで残り5分と迫ったタイミングで、タイマーが止まってしまった。再び動かすには、スタッフと協力して、カーニバルの準備を終わらせなければならない。果たして逃走者達は止まった時間を再び動かし、ゲームを再開させる事が出来るのか・・・?

まりん「ゲームが終わらないなんてそんな!」

パワプロ君「またステージに行くのかな?」

ミッションの通達を見た11人の逃走者は、ミッション4にも関係していたステージへと急ぐ。

セクトラル「ビラ配りに、ゴミ拾い、蓄電。どれも大変そうだなー。」

ミッション成功のためのノルマを確認するセクトラルだったが、前方からハンターが彼のいる場所に向かって来ていた。

ハンター「・・・!」

セクトラル「げっ!」

慌てて来た道を引き返し、なんとか振り切ろうとするが、不運な事に、逃げた先には別のハンターがいた。結果的には挟み撃ちになってしまい、逃走不可能・・・。

ポン

5:00 セクトラル確保 残り10人。

セクトラル「挟み撃ちってそんなー!」

最後のミッションに動けなかった悔しさを露わにしながら、彼は牢獄に転送された。

ピピピピ

ヲタク大王「『セクトラル確保。』やばい!作者もあと3人になったぞ!」

残った10人の逃走者は、ハンターの追跡をかいくぐりながらも、ステージにたどり着く。

両津「とりあえず揃ったな。ところでどうやって役割を決めればいいんだ?」

零「じゃんけんか何かで決める?」

パワプロ君「(僕グーしか出せないんだけど・・・。)」

こうして今いる10人の逃走者は、じゃんけんでミッションの役割を決めた。

以下結果&役割

グー(ゴミ拾い):たまえ・まりん・パワプロ君・ヲタク大王

チョキ(ビラ配り):リノン・みさえ・零

パー(蓄電):両津・当麻・しら

しら「ビラ配りと蓄電が完全に男女分かれちゃってるね。」

たまちゃん「まあ、しょうがないよ。」

ヲタク大王「早くミッションを終わらせるぞ!」

それぞれの役割が決まった逃走者は早速行動に移る。しかし、このミッションをクリアするためには、尋常でない程のノルマがあったのだった・・・。

零「こんにちはー。ビラ配りのお手伝いに来ましたー。」

みさえ「どのくらい配ればいいの?」

スタッフC(ルル)「ありがとう。えーっとね・・・、ざっと300枚くらいかな。」

3人の前にはたくさんのビラが積み重なっているのが見えた。

零・みさえ「(これ・・・、本当に全部配るの・・・?」

ヲタク大王「ゴミ拾いの手伝いをしに来たんですが、どの辺りを拾えばいいんでしょうか?」

スタッフA(ステラ)「会場内の広場内のゴミを拾ってくれるかな?やっぱりここがメインのステージに近いから、本当にゴミの量が多くてね。」

担当スタッフの話を聞いた4人は、これから自分達がゴミ拾う場所の辺りを見回すが、あまりの散らかり様に絶句していた。

たまちゃん「かなり散らかってるね・・・。」

パワプロ君「うわあ・・・。」

両津「電気の蓄電という話を聞いたが、わしらは何をすればいいんだ?」

スタッフB(シリウス)「ここにあるパイプをこの図通りにバッテリーからステージの電源までつなげて欲しいんだ。」

辺りには、様々な形をしたパイプが転がっており、それらをバッテリーから100メートル先にあるステージの電源までつなげなければならない。

しら「すごい面倒なの来たな・・・。」

果たしてミッションは成功するのか・・・?

(続く)

確保者の一言

セクトラル「ミッションやりたかったのに、挟み撃ちにされちゃったよ・・・。マリオ、ごめん。」

一言
次作の逃走中のスレにて助っ人の募集を開始しました。

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