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*9*
〜ミッション1パート2〜
残り時間110分までに燃料タンクを7体の宇宙人達のロケットに運び、元の星に帰す事が出来れば、1体につき10万円がゲーム終了時の賞金に加算される。果たして逃走者達はどう動くのか…?
カツオ「これをロケットに持って行けばいいんだよね。けどこれ重いな〜。」
最初にタンク置き場に着いたカツオだったが、タンクが重いせいでロケットに運び出す事が出来なかった。そこにパワプロ君も合流する。
パワプロ君「カツオ君じゃないか。君もミッションやるの?」
カツオ「うん。だけど、このタンクが意外と重くて運べないんだ。」
パワプロ君「どれどれ?なんだ簡単に持ち上がるじゃないか。」
カツオの話を聞いてパワプロ君はミッションの燃料タンクに手を伸ばす。すると、彼が持ち上げるのに苦労したタンクをパワプロ君は軽々と持ち上げていた事にカツオは驚いて、声を上げた。
カツオ「ええ!?何で簡単に持てるの!?」
パワプロ君「いつもトレーニングしてるからこういうのには慣れてるんだ。じゃあ僕はロケットに行くね。」
(シュタタタ)
いつもトレーニングで体を鍛えているパワプロ君にとって重い物を運ぶのは朝飯前の話だった。カツオはただ呆然と彼の様子を見ていた。
部長「賞金アップか…。両津は金がからむとすぐ動くからな。」
長年両津の上司をやっていた影響からか、彼の行動パターンを的確に分析する大原部長。しかし彼の背後からはハンターが接近していた。
ハンター「…。」
部長「両津が変な騒ぎを起こさないか不安なのだが…何!?」
ハンターの存在に気づいた部長はすぐさま走り出すが、至近距離で気づいたたため逃走不可能…。
ポン
125:18 大原部長確保 残り32人
部長「まさかこんなに早く終わるとは…。」
自らの部下よりも先に捕まった事に部長は悔しさをあらわにしていた。
ピピピピ
両津「おっ、タンクを見つけたぞ。って何だ?やかましいな。何々?『大原部長確保。』何しに来たんですか、部長…。」
タンクが置いてある場所にたどり着いた両津は部長の確保メールを見ると、あきれた様子で燃料をロケットに運んでいった。
しましま「燃料をロケットに運べばゲームが終わった時の賞金が増えるんだよね?銀時はどうするんだろう。」
今回この逃走中に参戦している作者の1人であるしましまは、連れてきたパートナーの銀時と連絡をとる事にした。その一方、銀時は特別に配布されているパセリカードのポイントを使って屋台物を食べていた。
銀時(しましまさんの)「この爆破バーガーって結構うまいな。もう3個も食っちまったぜ。…?作者からだ。」
しましま「銀時〜何やってんの〜?」
銀時(しましまさんの)「ハンバーガー食ってる。作者も食いに行けば?」
しましま「いいね〜。じゃなくて、このミッション銀時はどうするかどうか聞きたいんだよ!」
銀時(しましまさんの)「作者の判断に任せる。あ、この宇宙アイスってのもうまそうだな。」
しましま「もういいや。」
(ピッ)
銀時のあまりのマイペースぶりにしましまは電話を切ってしまった。
銀時:3000P→2700P
しましま「全く相変わらずマイペースだなー。銀時は。」
パートナーとの連絡を切ったしましまがしばらく歩いていると、ミッションの燃料タンクが見えた。さらには先に来ていたカツオの姿もある。
しましま「例のタンクだ。それにカツオ君もいる。おーい。」
カツオ「あっ、作者さんだ。ねえ、一緒に燃料を運ばない?これ、重くってさー。」
しましま「いいよ。」
タンクが重いため、カツオはしましまと共に燃料を運ぶ事にした。これにより、パワプロ君・両津・カツオ・しましまの4人がロケットに燃料を運搬しに向かった。果たして無事に宇宙人達全員を元の星に帰還させる事が出来るのか…?
(続く)
確保者の一言
部長「これでもまだ若いとは思っていたが、やはり歳には勝てないな。」