完結小説図書館
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*95*
〜スペシャルステージ〜
異世界の裸族によって会場内に不穏な空気が漂う中、少しでも賑やかさを取り戻すために作者が、ゲストの作者を招いてある行動を起こした。
数分経過すると、作者がマイクスタンドの前に立つ。その瞬間、日本の雰囲気を漂わせる様な音楽がながれ始めた。それはREFLEC BEATに解禁されたばかりの新曲、梅雪夜。
BGM:梅雪夜
私「舞い落つるは無垢なぼたん雪 天より言の葉届けて給れ 愛し御方いま何処に 鳴々・・・凍えし涙 春告鳥が愛でる梅の蕾は 儚き白き刻の調べ うつろふことなく溢るる想ひは いとど哀しい・・・♪」
これらの歌詞を歌い終えると、しばらくの間間奏が流れる。その後、サビに入る盛り上がりの部分が流れた瞬間、背後の垂れ幕が上がって、ゲストで出演した作者達が和服に着替えた状態で登場した。5人は扇子を持っているが、ヲタク大王は、自らが愛用している武器、『ジャッジメント』を持っていた。もちろん、周りの作者に怪我をさせない様、きちんと鞘に納められてある。ゲストの作者達は皆バックダンサーとしてステージを盛り上げる役割を担っていたのだ。
私「祈る梅雪夜 切に咲きすさぶ うたかた夢のような思ひ出とて 其の手で・・・咲かせて 其の瞳で・・・散らして♪」
作者達は扇子(または武器)を片手に音楽に合わせて可憐に舞っていた。そして曲は終盤に差し掛かる。
私「慕ぶ 梅雪夜 かたみに恋し わかつ侘しさ唯肌寄せて はらはら ゆらゆら 散りて ほろほろ うつせに舞う♪」
全ての歌詞を歌い終えると、終わりの伴奏が流れる。その間に後ろにいたゲストの作者はステージの中央に集まった。音楽が止まった後は皆一斉にポーズをとる。
(パチパチ)
各世界の作者揃ってのパフォーマンスに、拍手はいつまでも鳴り止まなかった。
零「大成功ですね。」
しら「良かった。みんな喜んでくれて。」
ヲタク大王「紙吹雪が口に入った。」
Troyhorse「この映像を待っているみんなに見せたいな。」
しましま「こんなに拍手されると照れちゃうな。」
セクトラル「色々あったけど、参加出来て嬉しかったよ。」
カニ子「皆さん、最高のパフォーマンスを披露してくださった作者の皆さんに、もう一度盛大な拍手をお贈りください!」
当麻(ヲタク大王さんの)「今度は武器は飛んでこなかったからホッとしたよ。」
カニ子「以上でプログラムは全て終了です。皆さん本当にありがとうございましたー!」
こうして様々な波乱があった逃走中は幕を閉じ、ゲストで参加した作者と同行キャラ達は皆、元の世界に帰っていったのであった・・・。
(終わり)
一言
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