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偽装人間＠000【完結しました】
作者： 朔良　　　（総ページ数： 115ページ）
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　セリフプレゼント〜北大路さんへ〜
　　シチュエーション『一緒に料理』

　美味しそうないい香りがする。今日は和希の家に北大路さんがやってきた。

「……北大路さん、そこのソース取ってくれますか？」
「あ、はい」

　二人は一緒に料理中だ。
　なんという微笑ましい光景だろう。

「……あっ……」

　北大路さんが小さく声を上げる。どうやら、指を包丁で切ってしまったらしい。

「あーあ……焦るからですよ」

「……消毒、しなきゃね？」
　和希は北大路さんの手を取り、自分の口元へと近づける。

「だ、大丈夫ですから！」
「駄目ですよ……ほら……」

　――その後、北大路さんは傷ついた指を隠しながら帰って行ったらしい。果たしてそれは、切ってしまった跡なのか、それとも和希の跡なのかは分からないことだ。


　
　改めまして、北大路さん、企画参加ありがとうございます！
　遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
　書いてて恥ずかしいのですが、読む方も恥ずかしいですよね(^_^;)
　喜んでいただけたら嬉しいです。
　これからも仲良くしてやって下さい！
　よろしくお願いします！

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