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*10*
(8)迷いの森
「あ、ごめん迷いの森がどんなところか言ってなかったね」
2人はしおらしい声を合わせていったの、そして続けてこういったんだ
「迷いの森は城の後ろにあって一度入ったら迷い続け一生出られないとされているんだ」
「えっちょっとまってよ!何でそんなとこにそのクラウンとか
言う子はいったのよ!」
私はそんなことする人がいるわけないと思ってそう言った
「まぁまぁ、君ちょっとおちついたら?」 サンがそういった
「ちょっと失礼でしょ!私にはフウカって立派な名前があるのに!」
「落ち着いてフウカ、名乗ってなかった僕たちが悪かったんだから」
「あ、そうだった、ごめんサン」
「いや別に、フウカの名前はわかったけど他はなんていう名前?」
「ぷっ馬鹿だなぁフウカは、ちなみに俺はチトセよろしくな」
「馬鹿なんていったらだめよ〜チトセ君、私はカリンよ〜
よろしくね〜」
「僕はキースって言うんだ、よろしくね」
「ふーん、チトセにカリンにキースか、わかった覚えておく」
「ところでサンさっきの話の続きなんだけど・・・」
「あぁそうだったね、確かに町の人は迷いの森から
出られないんだけど・・・」
「空色の城に住む王族は出られるんだよね!サン!」
「そうだけど・・・どうしたのさレイン」
「だってーだぁれも相手してくれないんだもん!」
「だからって・・・」
二人の姉弟げんか(?)が収まるまで私たちは王族は出られるって
どう言うことだろうと話し合っていた。
第8話終了
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