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*14*
(11)秘密?の大作戦!
きっと2人はお父さんが死んでしまった事とクラウンちゃん(くん?)
が居なくなってしまった事で悲しみに明け暮れていたんだろう
お母さんのことは聞いていないけれど物音ひとつしなかったってことはきっと・・・
そして2人がよくけんかするのは元気に振舞おうとして
どうやればいいかわからずやった事だろう。
そう思うと今まで面白おかしくけんかしてた私たちが馬鹿に思えてくる
そんなことを考えてどんどん暗くなっていく私を知ってか知らずか
キースがレイン達に言った
「まって、クラウンちゃん?は迷いの森に行って
何日たっているのかな?」
「それは・・・」
2人は話し合ってから言ったの・・・
「1年以上は経ってる」
「ちょっとまってそれじゃあクラウンってもう・・・」
「いやクラウンならあの森で10年は生きられる」
「えっなんでそんなこといいきれるの?」
「クラウンは私(僕)たちの大切な妹でしかも私(僕)たちの中で
1番魔法がうまいからな」
「そうだったの!」
「じゃあまだ大丈夫か・・・」
「キース、何が大丈夫なの?」
「まだ助けにいけるって事だよ」
「え、で、でも王族の者しか迷いの森から出られないんでしょ?」
「大丈夫、ここにいる全員で力を合わせればなんとか
魔法を書き換えることが出来るはずだよ」
「でもそれじゃあ魔力がなくなっちゃうじゃない!」
「だから1回休んで次の日行けばいいんだ」
「でも時間が、あ!」
「時間ならまだまだあるよ」
「じゃあ明日魔法を書き換えよう!」
「おーー!」
第11話終了
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