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素直になれなくて
作者: 冠座士 (総ページ数: 15ページ)
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作者: 冠座士 (総ページ数: 15ページ)
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= ば〜ん が〜い へ〜ん =
体育の授業(リク視点)前篇
「今日は、バスケットボールをしま〜す。
準備を協力してやったら、試合をしてください。
細かいことは、バスケ部よろしく!」
先生は、チャイム音と同時に支持を出したあと
めんどくさいことをバスケ部に押し付け
逃げるように去って行った。
「は〜い。では、先生はほっといて・・・」
バスケ部が仕切りだし
ちゃくちゃくと準備が進んでいく。
「試合をします。Aチーム、Bチームは出てきてください」
リクはBチームに入っていたので、コートの中に入る。
「楽しもうゼ!」
同じチームにいたシュンが、声をかけてきた。
リクも同じ気持ちだったから、力を入れて
「うん!」
と、うなずいた。
「並んでくださ〜い」
審判の声に従うと、先にAチームが並んでいた。
リクは、敵チームのメンバーに目を向けた。
そこまで、強い人はいない・・・。いや、いた。
リクが気に留めたのは、ヒカルとヒロシだった。
ヒカルはサッカー部だが、運動神経がよく
スポーツなら、何でもできてしまう。
ヒロシは、そこまで運動神経がいいわけではないが
ヒカルといきがぴったりと合わせることができる。
考えているうちに、試合が始まっていた。
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