完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ダンタリアンの破壊本
作者: 空気 I,T  (総ページ数: 30ページ)
関連タグ: ダンタリアンの書架 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~

*11*

〜ダリアン(二階)〜                ダリアンはバドリックにつれられて二階の一室に来ていた。部屋の机には埃が溜まっている。床は木で出来ていていつ抜けてもおかしくないし、[どう……僕………だい?]下からの声も聞こえる。するとバドリックがダリアンの縄を解いた。「どうしたのですか?」ダリアンは掠めた右肩を押さえながら聞いた。「お前には仕事があんだよ。二つな。一つはあの小僧の人質。もう一つは…」そこでバドリックは一呼吸してから言った。「お前の持っている幻書で、破壊神を呼び出すのだ!!」         

10 < 11 > 12