完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*2*
《1》
...あれ、私、何で病院のベッドに?
「あぁ、目が覚めたか、明日花ちゃん。」
お医者さんと看護師さん居るし。
「あのっ、何で私が病院に居るんですか?」
「...交通事故にあってしまったの。」
看護師さんはお医者さんを見ながら言う。
え。_咲姉ちゃんは?父さんは?母さんは?
「...家族は無事ですか?」
事故にあったなら居るはずだし。
「明日花ちゃんの家族は_ 」
「守れなかった。」
それってつまり、いなくなったってこと?
私の顔が涙でぐっしゃぐしゃになった。
「明日花ちゃんは明日で退院だから。夕食の時間に呼びにいくね。」
そう言って2人はいなくなった。
それと入れ替わりで楓と、他数名のクラスメイトがやって来た。
PR