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私の涙が止まるまで
作者: 君奈  (総ページ数: 8ページ)
関連タグ:  友情 家族 短編 
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*3*

《2》

「楓、それに皆、ありがとう。」

私は座りながら礼をした。

「明日花、身寄りがいなくなっちゃうなんて...」

母さんも父さんもお爺ちゃんもお婆ちゃんも、一人っ子だったし。
私はどこにいけばいいの?

「ゴメン、暗い話して。」

「でも大丈夫。明日花は私の家で生活するんだから!」

楓の家?楓のいとことも生活するってことだよね!?
楓は祖母、叔母、叔父、いとこと暮らしている。
実は、楓の両親は海外に居るのだ。

「輝、あんたも何か言いなさいよ!」

「あっ!はやく元気になれよ。」

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