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*3*
《2》
「楓、それに皆、ありがとう。」
私は座りながら礼をした。
「明日花、身寄りがいなくなっちゃうなんて...」
母さんも父さんもお爺ちゃんもお婆ちゃんも、一人っ子だったし。
私はどこにいけばいいの?
「ゴメン、暗い話して。」
「でも大丈夫。明日花は私の家で生活するんだから!」
楓の家?楓のいとことも生活するってことだよね!?
楓は祖母、叔母、叔父、いとこと暮らしている。
実は、楓の両親は海外に居るのだ。
「輝、あんたも何か言いなさいよ!」
「あっ!はやく元気になれよ。」
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