完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ある雑談 (と、いう小説)【いちおう 完結】
作者: カガリ  (総ページ数: 18ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~

*3*

まぁとりあえず判明したとこでは、賭けていたのは不思議な7つのボールでもトナカイの医者でもなくポンデリングだった。
姉、七村ツクシは、いわゆる天然である。というかコミュニケーションとかそういう場合においては完全なるバカだ。さっきの会話を振り返るだけでも、かみ合っていない感満載で、それが露呈していると思う。
一方で菅原先パイ。姉、ツクシのクラスメイトであり、幼馴染だ。このひとがまぁ、さすが姉の幼馴染、というべきなのだろうか、姉に負けず劣らずブチ切れた性質をしている。まず、あだ名が「キング」だ。もう笑うか疑うかはしたくなるだろう。中学3年生につけるあだ名ではない。
でもなぁ。
とにかく怖いんだよあの先パイは。
本当に。

2 < 3 > 4