完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ある雑談 (と、いう小説)【いちおう 完結】
作者: カガリ  (総ページ数: 18ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~

*8*

あ、ヤバい。
・・・このままカガリについて言及していくと原稿用紙10枚分ほどはゆうに超えてしまいそうなので、慌てて本編に戻る。
(これは別に俺がカガリのことを考えまくっているとかいうことじゃない。絶対無い。ホントに。)
で・・・ああ、謎の急展開で、姉の話が「あたしとカガリとシキミちゃんでダウトした!!」というのに移ったところか。
「それでねー、三人でダウトしててー、あ、その前にアカネも誘おうって言ったんだけどなんかシキミちゃんがさりげなーく猛反対して結局三人になったんだけど、あ、で、あたしねー、1、2回戦は惨敗だったんだけど、なんか3、4回戦はけっこうらくらく2位でねー、5回戦なんかびっくりするほどスムーズに1位だったんだよー!!ビリじゃなかったのなんてはじめてでさー!あ、あぁぁ!やってる間にすごいスピードで上達したとか!?そうかな!?そうじゃないかな!!?・・・」
それを聞いた俺は二重の意味で絶句した。
姉の、信じられないくらい要点をつかみにくい弾丸トークに絶句したというのもあるが、主な理由ではない。
え?なんだって?七村ツクシが。ダウトで。よりによってダウトで、勝ったって?いやいやそんなわけない、だろう。でもそう言っていた気がする、というか言っていた。
・・・・・どういうことだ??

7 < 8 > 9