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＊紹介文／目次＊

　　　　　　　　　　｢桜ー今日から樹君と住んでね♪｣

　　　　　　　　　　突然母に言われた言葉であたしの人生

　　　　　　　　　　180°回転しました…。

　　　　　　　　　　｢桜!!一緒に寝よ？｣

　　　　　　　　　　｢むっ///無理!!!｣

　　　　　　　　　　｢なにしてんのキスされると思った？｣

　　　　　　　　　　｢思ってないし！///｣


　　　　　　　　　　イケメン幼なじみとの同居…。
　　　　　　　　　　1つ同じ屋根のした危険なラブストーリー。

10～ 20～

＊13＊

桜side

樹…があたしのことを好き？
｢樹…あの、…｣

｢ごめん。｣

あっやっぱり冗談だったんだ…。
びっくりした…。

｢ちゃんとさせて。｣

｢へっ??うん??｣
よく意味もわからないまま返事をした。

｢俺、ずっと前から桜が好きなんだ。俺、幼なじみはもう限界。
お前のこと幼なじみだとはもう思えない。
1人の女の子として好きなんだ。｣

｢えっ///｣
嘘…。
あたし達は3歳からずっと一緒に遊んだり、寝たりしていた。
樹のことは全部わかってるつもりだった。
なのに全然気付かなかった…。
それなのにあたし…樹に簡単にキスしたり、本当に馬鹿みたい。
なんであんなことしちゃったんだろう？

｢俺と付き合ってよ桜。｣

あたしは樹のことは嫌いじゃない。
むしろ好きだしカッコイイ…。
だからこの手を伸ばして返事をすればいいのに。
樹だから樹だからこそ傷つけたくない。
あたしがきちんと心から樹のこと好きになるまでは
付き合えない。

｢ごめん。今のあたしじゃ付き合えない。ごめんね。｣
あたしはそういって自分の部屋に駆け込んだ。
｢おいっ、桜!!!!｣
部屋にはいる前には、
樹があたしのことを呼ぶ声だけが家に響いていた。