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＊紹介文／目次＊

　　　　　　　　　　｢桜ー今日から樹君と住んでね♪｣

　　　　　　　　　　突然母に言われた言葉であたしの人生

　　　　　　　　　　180°回転しました…。

　　　　　　　　　　｢桜!!一緒に寝よ？｣

　　　　　　　　　　｢むっ///無理!!!｣

　　　　　　　　　　｢なにしてんのキスされると思った？｣

　　　　　　　　　　｢思ってないし！///｣


　　　　　　　　　　イケメン幼なじみとの同居…。
　　　　　　　　　　1つ同じ屋根のした危険なラブストーリー。

10～ 20～

＊24＊

ー帰ってきた母と父。でも君がいない…ー

今日は夏休み最終日。
海行ったり、風邪引いたりで忙しかった夏休みも
もう終わる。
そんな日に父と母は帰ってきます。
本当は半年だったらしいんだけど、変更になったらしい。

ガチャガチャ
｢｢桜ただいまー♪｣｣

｢お帰りなさい！｣

｢いやー疲れたねパパ。
でもね…。｣

急に母が深刻な顔をした。
｢桜…。帰国そうそうあれなんだけど、
樹君は昨日アメリカに行ったわ。｣

｢は…??｣
なにそれ…。
樹は昨日から友達と旅行行くっていって家を出た。
嘘だったの??

｢桜…。
ママ達ね、本当は桜もハワイに連れていくつもりだったの。
でもね…樹君が｢俺桜が好きなんです。
今年の夏休み最終日の一日前に俺、アメリカに行くんです。
それまで、桜と一緒に居させて下さいお願いします。
あと…。俺がアメリカから帰ってきて、その時も桜が俺の事
覚えていてくれたら、桜と結婚させて下さい。｣
っていって頭下げてきたの。｣

結婚…///
樹。そんな事まで考えてたの？
でも、最後くらいちゃんとお別れしたかったよ。
樹のばか。
もうしばらく会えないと思うと、涙が止まらない。
｢桜…8年間だって、樹君8年間アメリカにいるんだって。
8年間。桜が樹君のこと覚えてたら結婚しなさい。
桜…樹君の事好きだよね？
ママの勘は凄いんだから!!!｣

ママ。
ありがとう。ママとパパの子供でよかった。

樹。
8年間忘れないよ。
あたし、樹の彼女になれてよかった。
大好きだよ。

夏休み最終日前日。
君がいないのは寂しくて嫌だけど、
あたし達なら8年間なんてへっちゃら
そうだよね？樹。