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*15*
〜人間になったバラ そのエピローグ〜
ローズは消えてしまった。
さよりん「ローズ…………」
コタロウ「うぁぁぁぁん!ローズ……」
一番泣いていたコタロウはずっと立つことができずにいた。
ちあき「コタロウくん………泣かないで」
みさき「いつか…あえるといいね……」
シゲ「いてっ!」
シゲの膝に何かチクチクしたものがあった。
越知「これは……」
みみ「まだ残ってた……」
さきたてで、きれいなバラだった。
フラワー蜂「こんにちは………今までローズのそばにいたフラワー蜂と申します」
ちあき「蜂がしゃべった!?」
フラワー蜂「コタロウさま、そのバラをしっかり育ててあげてください……」
コタロウ「約束する!」
それから、コタロウはあのバラを大切に育てた。
フラワー蜂もついてきて、いつもそばにいた。
〜end〜
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