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*2*
エネのタイムスリップ2話
え?なに?どういうこと?なんで私、遥の前にいるの…?
「貴音…?どうしたの…?」
「え、遥!?あんた、ホントに遥なの!?」
「なにおかしなこといってるの…?僕に決まってるじゃん。さっきまで一緒に勉強してたよね…?」
私は頬をつねった。―――痛い。凄く痛い。
もしかして私―――過去の世界に戻っちゃったの!?
まさか。そんなことあり得るはずない…。
ふと、カレンダーを見てみると…アヤノちゃんたちに出会った文化祭の二週間前だった。
「ハハッ…ホントに過去に戻っちゃったんだ…」
「今日…貴音おかしいよ…?」
「う…うっさい!しょうがないでしょ!?」
だって、いきなり過去に戻っちゃったんだもん。しょうがないじゃない。
もしかしたら神様が与えてくれた最後のチャンスなのかもしれない。
――絶対に遥に告白してみせる。
続く
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