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*124*
「闇の勇者の様子はどうだ?」
「キズナ……今、幻覚の夢を見てるわよ。」
そういうキズナとリコの前には、リクが仰向けに倒れていた。
「(人間なんて、信じられない)」
禍々しい闇のオーラに気づかず、リコはそんな感情をだしていた。
「ウソ………だろ?」
「………」
ゆっくりと首を振るルリィ
絶望に満ちた顔をするソラ。
「そん……な……どうして……」
「多分……リコの“過去”が関係してるんだと思う………」
「過去?」
「うん………」
そう言うと、静かにリコの過去を語り始めた。
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