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*31*
「眠りなさいこのgiftで
よく眠れるこのgiftで
私はそう眠らせ姫 あなたの幸せのために」
耳せんをしていてもかすかに歌は聞こえる。
リクはその歌が多少耳障りで頭がキーンとする程度だったが、
リコは、それ以上だった。
耳せんをしているがかなり苦しそうだったし、頭痛もひどいらしい。
頭をかかえて顔を歪めている。
そして、津波が収まりリヴァイアサンがいないか確認し、3人は集まった。
ルリィの顔もかなりひどい状態だった。
「ハァハァッ、みんな大丈夫?」
「あぁ。」
「はぁっ、うん。」
「ごめんね。リコ…」
「ううん平気だよ、姉様。」
リクは、気になっていたことを聞いてみた。
「なぁ、さっき歌っていた歌ってなんなんだ?
それと、海王リヴァイアサンが目覚めたって………」
ルリィはちょっと苦い顔をしたが、すぐに真剣な顔をした。
「説明するわ。ちょっと長くなるけれど。」
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