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*89*
「ねぇルリィ!!ひさびさに歌歌ってよ!!」
「え?うん。」
そう言うとルリィは大きく息をすい歌い出した
「ヴァーチャルと現実の狭間で私は生まれ愛されてきた
今だけお願い夢を見させて♪」
しばらくルリィの歌声に聞き入っていた。
「(初めて聞いたときも思ったが、綺麗な声だな…)」
特にリクが1番聞き入っていた。
だが、ソラもカイリもうっとりした顔をして聞いていた。
ルリィは気づいていないが、ルリィの歌声は誰も出せないような
声なのだ。
だが、しばらくして……
ーゴロゴロ…ー
「え!?雷!!?」
「やべえ、嵐が来る!!」
「早く帰らねぇと!!」
だが…時すでに遅し、波は荒れ狂い雨が打ちつけて来た。
「こんなんじゃ帰れねぇよ!!」
そうソラが叫んだ時、ひときわ大きな波が四人を飲み込んだ
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