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カミサマノオオセノママニ
作者: 藍  (総ページ数: 6ページ)
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*5*

最終話 カミサマノオオセノママニ

その後どうなったのか
知る者はただ一人。

7つの棺は紅色の液体で染まり、7人の女性がどこに消えたのか。
それを知るのも一人だけ。

『アナタサマハ シッテオラレタ ワタクシドモノ モクテキ ヲ』

「うん、知ってたよ。なんであの人達が選ばれたのかも、私がここにいる理由も…ね。ふふっ」

『アナタサマハ ホントウニ カミニナラレタ オノゾミドオリ ネガイヲカナエマショウ』

「ふふふっ…じゃあ教えてあげる。私のお願いはね…」


その女の子…もとい神が居た場所には紅色の液体が広がっていたことは言うまでもない。

『コレハ カミガ ネガッタコト ワタシハソレヲ スイコウ シタマデ ココニカミハイナイ ナラバ アラタナ カミヲ サガスダケ』

『ワタシハ カミノネガイヲ カナエルダケ スベテハ』


-カミサマノオオセノママニ-

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