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カミサマノオオセノママニ
作者: 藍  (総ページ数: 6ページ)
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*4*

通路を戻り部屋に着く。
特に画面に変化は見えない

「早く進みましょう!ってわけでトビラ開けますね」

ギイッ
トビラが開く。
何回聞いてもこの音は好きになれない…

通路を進み、またトビラを開く。

「…っ!」

そこには成人と思われる女性と小学生くらいの女の子がいた

ーーーーーーーーーーーーー

「あなたたちは?」

真理さんが声をかける。
すると女の子が立ち上がる。

「私が神様になるの…おばさん達なんかに神様の座は渡さない……」

急にそう言うと、突然部屋を飛び出す。
事情を聞こうと女の子を追いかけるも足が早く追いつかない。

「待って!」

そう女の子に話しかけても聞く耳を持ってはくれない。

女の子はまだ開けていない最後のトビラを開けると走りながらその中に入って行く

私達もやっとの思いで追いつくとそこには7つの棺が並んで置いてあり、その先には画面と女の子が立っていた。

「これは…!?」

不安の声が漏れる。

「ふふっ…おばさん達は私のイケニエになるんだよ?あはははは!!」

その言葉に私達は恐怖を覚えた…

「じゃあ…さようなら、おばさん♪」

第2話 END

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