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*113*
100話
全く。どこまでにてんねん。あんたら姉弟は・・・
「最後の最後まで一緒やんか・・・」
隣を見ると、レオが声を殺して泣いていた。
「情け、ないな・・・」
「イアンこ、そ泣いてるじゃ、ないで、すか・・・」
お前は、泣きすぎや。
その時、雪が降り始めた。
桜色の、主様が好きそうな色のきれいな桜色をした雪が・・・
主を見ると、微かに笑っていた。
「主の、バカ・・・」
最後の最後まで・・・この人は・・・
<麦わらの一味を始めハートの海賊団や海賊女帝、元白ヒゲ海賊団、赤髪、海軍、世界政府、革命軍をも巻き込んだこの戦争は、後に最終決戦と名付けられた。海賊側、海軍側。どちらの勝利にもならなかった、この戦争は頂上戦争より大きい、被害をもたらした。
二人の姉弟のもたらした、戦争は永遠に人々の記憶に残るだろう。
5192年8月2日>
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