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逃走中I ハジマリノトキ
作者: ハヤブサ トビオ  (総ページ数: 71ページ)
関連タグ: 逃走中 ハヤブサトビオ 
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*66*

指令室にて

月井「これでミッションはすべて終わったみたいね」
寺月「はい。では,最後に通達を出します」
月井「まだあったの!?」
寺月「ハンターは内部の温度が下がると停止する仕組みになっていますよね」
月井「なるほど。ということは…」
寺月「そうです,あのアイテムを50番のコンテナに転送します」

50番のコンテナに,5丁の冷凍銃が転送された!

鹿目「ん?もしかしてまたミッションじゃないよね?」

通達?
50番のコンテナに5丁の冷凍銃を転送した
その冷凍銃をハンターに向かって使えば
冷気でハンターを停止させることができる
ただし持ち運べる銃は1人1丁
1丁につきハンターを1体だけ冷凍できる

鹿目「おー,来た来た。ハンター冷凍ミッション」

ドナルド「へっはっはっは!エキサイティングになるね!」

伊佐坂「よし決めた!絶対行こう!」

逆転のチャンスに,沸き立つ逃走者たち。

御坂「これは行くしかないわね」

アンパンマン「行きます。リスクを最小限に減らしたいので」

冷凍銃がすべて使われた場合,最大でハンターを1体にすることができる!
しかし,その分,ハンターに見つかるリスクも大きい。

御坂「えーと……50番のコンテナはあっちの駐車場ね。ちょっと遠いな…」

鹿目「でも,ハンター全部で6体ですよね?何か…ちょっと怖い気もするけど,行ってみます」

ドナルド「もちろん!みんなのためにもなりますからね,行きますよ」

結果,5人の逃走者全員がコンテナへ向かうことを表明した。
しかし,エリア内には6体のハンター。移動は,常に危険と隣り合わせだ。

ハンター「……」

牢獄DEトーク

イカ娘「もっと逃げたかったでゲソ〜」
フグ田「残念だったわねえ」
マリオ「でも僕なんかお前より早く捕まったよ」
イカ娘「決めた!次回も出場するでゲソ!」
野原「おお,そうか!」
ドラえもん「僕も今度出たいな〜」

伊佐坂「このへんにありそうだけど…」

50番のコンテナを探す,伊佐坂甚六。

伊佐坂「あー違う,これ45番か」

違った。

御坂「甚六さーん!」

伊佐坂「あ,美琴ちゃん?」

そこに,御坂が合流。

御坂「50番ならあっちですよ」
伊佐坂「わざわざありがとうね」
御坂「いえいえ」

思わぬ,救いだ。

伊佐坂「ここか」
御坂「じゃ,せーので開けますよ」
伊佐坂「わかった」
2人「せーの…」

コンテナのドアを開いた。

御坂「あった!」

御坂・伊佐坂
冷凍銃 獲得 残り3丁

伊佐坂「よおおし!これでハンターも怖くないぞ!!」
御坂「どっからでもかかってこいや〜!!」

冷凍銃を獲得し,奮い立つ2人。

ドナルド「ずいぶん遠いなあ」

ドナルドは現在,アイランドエリアの北にいる。50番のコンテナのある駐車場までは,やや遠い。

ドナルド「ま,いいや。みんなのヒーローになるためにも行っちゃうよ」

しかし,危険を顧みず,冷凍銃を取りに向かう!

16:29

冷凍銃を獲得しハンターを停止せよ!

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