完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

サトミちゃんちの8男子〜異常な日々〜 完結ありがとう!
作者: もも  (総ページ数: 206ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~

*128*

―学級会―(中学でもこういうのかな?)
議長「では、意見がある人」

パスっ!

サ「!」
すっごーい。なんであんなにパスパスパスパス手が上がるんだろ。
って言うか、その頭の中、どうなってるの?そんなにすぐ考えが思いつくとか、凄くない?
あ、今は
《バレンタインにチョコを持ってくるべきか》
って言う学級会。
別に、校長が決めればいいんだけど、うちのガッコは毎年クラスごとに学級会で決める、というめんどくさーいお決まり事があるのです。

議長「尾美さん」

尾美「はい。私は、持ってきて良いことにすればよいと思います。理由は、バレンタインは気持ちを伝える日、とも考えられ、そのような体験をするの一つの学習だと思うからです」

議長「これについて、反対意見の人」

パスっ

議長「中上さん」

中上「はい。僕は、持ってくることに反対です。理由は簡単。バレンタインは、単純に言えばお菓子を交換する日。お菓子の交換なんて、家でも公園でもできます。尾美さんが言うように、一つの学習にもなるかもしれませんが、そんな気持ちでやる人なんて、いないと思いますよ」

…なっが!
中上君、長すぎるよ。眠りこけそうになったじゃないか!(怒)

議長「では、2つの意見が出たので、投票をし、改めて学級会をします。 ありがとうございました」

「「「…「ありがとうございました」…」」」

127 < 128 > 129