完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

サトミちゃんちの8男子〜異常な日々〜 完結ありがとう!
作者: もも  (総ページ数: 206ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~

*164*

―学校―
〜サトミサイド〜
サ「いやぁっ。今回は、転校生多かったねー」

カ「ねぇー。もぅ、カオルン〜ほんっと、幸せ!」

サ「・・・」
そう…今年は転校生が多い。あ、ちなみにカオルンとはまた一緒。3年間一緒は心強いね。

「桃乃ちゃんは、どこから来たの?」
「結構お肌のお手入れしてる?モデルさんみたいにすっべすべ!」
「ねえねえ、その目って、からコンとか?その模様、きれいだね〜」
「前の学校ではモテた?すっごいかわいいし、イケてるから、モテたでしょ!」

・・・えー。まず人気を集めているのは、輝石桃乃ちゃん。
全体的にかわいくて、目の模様が不思議な子。
で。一番不思議なのが…

桃「あっ、サトミちゃん!サトミちゃんも、お話しよっ」


そう。これ。なんか、クラスで(学校で)一番地味なはずのあたしに、頻繁に声をかけてくれること。
だけど…

「何よ、あいつ。桃乃ちゃんに好かれてるからって、いい気になってんじゃないわよ」
「てゆーか。あいつ…えっと、里見サトミ?って、山下先輩とケノ君、とっかえひっかえしてたんでしょ?」
「その2人だけじゃないわよ。ゲンパチ先輩と、かの有名なソウスケさんまで…って言ううわさがあるわよ」
「イケメン外国人も、でしょ?」
「あーそうそう」
「シノ君と、他校の陸上でトップにいるイケメンさんを、こき使ってるんだってー」
「うっわー。さいって―」

そう。これが…これが嫌なのよ!
なんか我が家の情報漏れまくってるし!
しかも勘違いしまくってるし!
うわーさいてーーーー。

カ「うぅー。何よぉあの子!サトミちゃんの1番の親友は、あたしなのにぃ」

…カオルンまで、ライバル心燃やしてるし。
でも、あたしは、桃乃ちゃんには悪いけど、あたしの1番はカオルンだと思う。
今は。

163 < 164 > 165