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*2*
◇Teacher room…*
ことり「挨拶してきたんだね。
どうだった〜?」
絵里 「不思議な人がいたけど、
仲良くできそうよ♪」
ことり「そっか♪ちゃんとお話が
できたみたいで安心したよ。」
絵里 「これからも話すのが楽しみだわ♪」
ことり「ちょうど夕食の時間だから、
食堂にいこっか〜」
絵里 「ええ、そうね」
………*………
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………*………
◇Dining room…*
海未 「……。」
希 「おいしかったなぁ♪」
花陽 「う、うん。おいしかったね」
穂乃果「絵里ちゃん、ごはんはどうだった?」
絵里 「もちろん、とても美味しかったわ♪」
穂乃果「えへ♪だよね〜!」
ことり「ごちそうさまでした。」
全員 『ごちそうさまでした!』
ことり「この後は自分の部屋に戻って
すぐに寝る準備をしてね〜」
「他の人の部屋に行って、
おしゃべりするのはいいけど、
二階にはもういかないようにね?」
絵里 「(決まりなのね。守らないとね)」
ことり「解散!」
………*………
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………*………
ことり「ここにきてしばらくたったけど、
もうなれてきたかな〜?」
絵里 「ええ、だいぶなれてきたわ」
ことり「…記憶の方は、どうかな…?」
絵里 「それはまだで…」
ことり「そっか、ううん…無理に
取り戻さなくてもいいよ。
ゆっくりでいいんだよ♪」
「きっと、すべて思い出せるよ〜」
絵里 「ええ、そうね…」
ことり「そうだ、何か欲しいものは?
できる範囲だけど、
買ってくるよ♪」
絵里 「…ロケットペンダント。」
ことり「…。」
「…う〜ん、ソレは、
先生には与えることができないなぁ」
絵里 「そうよね…ごめんなさい」
ことり「買えるものじゃ、ないしね。
…ごめんね。勉強しておくね。」
絵里 「いいえ、気にしないで♪」
ことり「それじゃあ…また新しい
本を買ってこようかな?」
絵里 「本を…?ふふ、ありがとう♪」
ことり「絵里ちゃんは本当に本が好きだね♪
難しい本ももう理解できるようだし、
すごいなぁ♪」
絵里 「ふふ、そんなことないわよ?」
ことり「先生は…頭が悪いからね。
難しい事は良く分からないや〜…」
絵里 「なんだか凄く根にもつわね?大丈夫?」
ことり「… … ううん、何でもないよ♪」
「絵里ちゃんは、世界とは違う、
セカイがあると言えば…
信じるかな?」
絵里 「いきなりなんのはなし…?」
ことり「…ううん。ただの、おとぎ話だよ♪」
絵里 「でも、信じ…ないかしらね」
ことり「でも…扉に誘われたら、
その扉は開けないようにね?」
絵里 「…?わかったわ」
ことり「さて、もう部屋に戻ろっか♪
カギもかけにいかないとね!」
「早く寝るんですよ〜?」
絵里 「ふふ、わかっているわよ」
………*………
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………*………
絵里「部屋に来たのはいいけど、暇ね…
ん…?ベットにこんな紙あったのね」
=やくそく=
・じゆうじかんいがいは
へやからなるべくでないこと
(トイレは○)
・ほかのへやからものをかってに
もっていかないこと
・ものをこわなさいこと
こわしたときは先生にいうこと
・カギのかかったへやは
むりにはいろうとしないこと
ひとをたたいたりしないこと
・他にこまったことや、ほしいものがあれば
先生に教えてください
…いちばんしたにウサギのようななにかのえがかいてある
絵里「……このウサギは何かしら?
まあ、気にしたら負けね。」
「他の人の部屋にいこうかしら♪」
………*………
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………*………
◇Honoka&Rin room…*
絵里「穂乃果ー遊びにきたわよ♪」
凛 「はじめましてにゃー!」
絵里「え?穂乃果でしょ?」
凛 「…にゃ、はじめましてだよ。
よくにてるけど、
凛は穂乃果ちゃんじゃないにゃ!」
絵里「確かに穂乃果は
髪しばってるけど
貴女はしばってないわね」
凛 「凛は星空凛にゃ♪あなたは絵里ちゃんだよね?」
絵里「あら、しってるの?」
凛 「あとこからおしえてもらったにゃ。
穂乃果ちゃんがおやすみのときは、
凛がここでおるすばんするにゃー」
絵里「…働いてるの?」
凛 「…ちょっとちがうけど。それでいいにゃ!よろしくね!」
絵里「こちらこそ♪」
「(ん…?あそこにかいてあるのって…)」
絵里はやくそくがかかれた紙に目をむけた
…いちばんしたにハトのようななにかのえがかいてある
◇Hanayo room…*
花陽「うう…」
絵里「どうしたの?」
花陽「へんなこえがきこえるって…」
「…希ちゃんが。」
絵里「きっとデタラメよ…」
花陽「… … こわいよぉ。ひとりで、ねれるかな…。」
絵里「ぬいぐるみがたくさんあるから平気よ♪」
花陽「う、うん…」
絵里「……。」
花陽「だんだん、寒くなってきたね」
「…ねるときは、あったかくしてね。」
絵里「ふふ、わかっているわ。」
「(あ、あれって…)」
絵里はやくそくがかかれた紙に目をむけた
…いちばんしたにネコのようななにかのえがかいてある
絵里「(皆のところに動物の絵がかいてあるのかしら?)」
◇Nozomi room…*
希 「あ!えりち!
ねえ、しってる?」
絵里「何がかしら?」
希 「よる、にかいからへんなこえがするんよ。
たすけてーって。」
絵里「ひっ…。じ、冗談はやめなさいよ」
「花陽にもいったんでしょ?
希確認してきなさいよ」
希 「え、こわいからえんりょするよ…
かしかめにいけるわけないやろ?」
絵里「ならなんでいったのよ…」
希 「えりちがみにいったらどうや?」
絵里「絶対に嫌よ…!」
希 「あっ、先生にはいったらアカンよ?
うちがおこられちゃうもん…」
絵里「自分だけ逃げて…はあ、まったく」
「(…って、希の部屋にも動物の絵が…)」
絵里はやくそくがかかれた紙に目をむけた
…いちばんしたにライオンのようななにかのえがかいてある
………*………
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………*………
絵里は廊下にでた
すると廊下は真っ黒になっていた。
絵里「…!!ちょっと何よこれ…」
「暗すぎるわよ…。
とりあえず海未の部屋に…。」