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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都  (総ページ数: 23ページ)
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10~ 20~

*11*

ピエロは驚く。
(そんな事どうやる気です!?)
ピエロは完全に混乱した。
そのまま睨み合いが続く。
すると一体目がお菓子を持ってくる。
「ジョーカーさぁん、これですよねー!」
幼い妖怪、座敷童がお菓子を持ってくる。
そのお菓子を渡す直前に友は童のお菓子を取り上げて、袋を開ける。
そして中身を取り、袋を童に渡す。
そして袋と中身を一緒に見せる。
「これで合格でしょ?ピエロ?」
「ひっ!卑怯ですよ!童ちゃんのお菓子をパクるなど!!」
その台詞に友は笑う。
    ・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・
「だってそんなのはルールに無いじゃん、『お菓子を配った、それを十体が持ってくれ・・・
ばいい』と言ったのは誰かな?」
うぐう!と顔を変えるピエロ。
・・・・・・・・・・・・・・・
自分が楽な道のりを選びやがった!
過去にも色んな事になったが…その手を使うのは反則だろ!?
だが…確かに自分の言った事を思い出す、くっ…負けた…論破された…
「良いでしょう…二体共合格!」
そう言って二人はハイタッチする。
「お兄ちゃん強いね、私は座敷童の花子!お兄ちゃんの名前は?」
「僕は友でいいよ」

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