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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都 (総ページ数: 23ページ)
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作者: 彩都 (総ページ数: 23ページ)
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*17*
「ゴメン…友…一緒に…決勝行けないや…」
そう言って花子はガクッと気絶する。
「はっ…花子おぉー!!」
友は泣いた。
だが、またドゴンッと音が鳴る。
「ぐあぁ!?」
するとジャックが花子と同じ様な姿になる。
「キャッキャッキャッ…ホンマおもろいのう…キャッキャッキャッ…」
赤の部屋から一人の人間に良く似た存在が現れる。
赤の部屋の中は無傷の雪女、ラビと花子、ジャックと良く似た状態のデリアが居た。
ラビは部屋から出る。
するとピエロが現れた。
手を叩きながら現れる。
「ようこそ、『炎の銃との駆け引き(ロシアン・ルーレット・ルーレット)』の勝者、マクベスとラビ…これで全てが整いました!第三競技にして、最終競技であるゲームを紹介します!」
そういって皆は城の中に入る。
真ん中に大きな台があり、テーブルとイスが四脚あった。
「最終競技は『ババ抜き(ラストビクトリー)』です!」
そう言って、ピエロはポケットから新品の紙のケースに入ったマジシャンが使う様なトランプを用意する。
そして四人は移動し、イスに座った。
「なんやなんや?大層な名前のババ抜きやのう」
「名前には理由があります」
そう言ってトランプの箱を開ける。
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