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ハロウィン☆パーティ
作者: 彩都  (総ページ数: 23ページ)
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10~ 20~

*16*

「ルート、左」
「トール、右」
「るる、左」
「ルミナス、右」
「スる、左」
「ルービック・キューブ、右」
「ブル、左」
「ループ、右」
「プール、左」
「ルーム、右」
「ムール、左」
「類、右」
「居る、左」
「…」
「あれっ?ユキさん止まりましたねぇ?ネタ切れですかぁ?」
いちいちイライラさせる様な言い方をする他人。
それでも挑発は終わらない。
「いやーまさか…ユキさんが負けるなんてね…」
「うっさい!初めて来たのに何て饒舌なのかしら!?」
「うっさい、脳味噌オバカ」
「ムッキー!覚えてらっしゃい!今から難しいの言うから…」
すると机に足を乗せる他人。
「バカはお前だよ、ユキ…」
すると後ろに二人を回収した人が現れ、ユキを何処かへ連れていく。
『勝利おめでとう御座います、さぁ二人共出て下さい』
そう言われて二人は出た。
友は一言思った。
(部屋に入ってから一言も喋ってねぇ〜!!)
そう思った瞬間、赤の部屋からとんでもない音がして、壁が壊れた。
中から飛んで出てきたのは花子だった。
「花子ちゃん!?」
そう言ってボロボロの花子を持ち上げる。
所々服がボロボロで、燃えた様な痕がある。
か細い声で喋る花子。

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