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*9*
オマケ
静雄が眠りに付き、臨也はその寝顔を見つめていた。しかしその時、臨也は気づいた。
「俺・・・・・・寝る場所ないじゃん」
この部屋にベッドは一つしかなく、そのベッドには静雄がいる。他の部屋に行けば寝る場所は確保できるのだが、臨也にとっては、静雄がいない部屋は選択肢にないも同然だった。
「ま、いっか」
臨也はあっさりと考えるのを放棄し、静雄の腕の中に潜り込んだ。
「おやすみ、シズちゃん」
(ていうか、プレゼントにぬいぐるみって・・・・・・)
ーー田中太郎さんが入室しました。
田中太郎【こんばんは】
田中太郎【あれ、誰もいない感じですか?】
田中太郎【過去ログ読みますね】
田中太郎【って、甘楽さん!】
田中太郎【彼氏彼女って、別にそんなのじゃないですよ!】
ーー罪歌さんが入室しました。
罪歌【こんばんは】
田中太郎【今日一緒に出かけてたのはただの友達で】
田中太郎【あ、罪歌さん。こんばんは】
罪歌【わたしも ともだちと いっしょでした】
田中太郎【罪歌さんも出かけてたんですか?】
罪歌【はい くらすめーとと あそんできました】
田中太郎【そうなんですか】
田中太郎【もしかしたら、意外と近くにいたかもしれませんね】
ーーバキュラさんが入室しました。
バキュラ【ばんわー、】
バキュラ【今日はみんな出かけてた感じっすか?】
田中太郎【こんばんは】
田中太郎【バキュラさんもですか】
罪歌【こんばんは】
バキュラ【そうですね、】
バキュラ【今日は彼女とラブラブデートしてきました】
バキュラ【というか、今日は甘楽さんいないんですね】
罪歌【でーと ですか】
田中太郎【拗ねちゃったんじゃないですか?ww】
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