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デュラララ!! BL小説!? 《クリスマス編》
作者: 夢埜 ◆okR9D5EASs  (総ページ数: 10ページ)
関連タグ: デュラララ BL シズイザ 
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*8*

 結局、臨也のマンションに運ばれ、体温計で熱を計った結果38度を超えた静雄は、臨也によって無理やりベッドに寝かされた。静雄不調の原因は臨也だけではなかったわけだ。
「そういや、あの箱って開けたのか?」
 ベッドに横になった静雄が臨也に問いかける。
「え? 開けてもいいの?」
「当たり前だろ、お前へのプレゼントなんだからよ」
 それを聞いた臨也は、どこか嬉しそうに箱を取りに行き、静雄の横で開く。その中に入っていた物を見て、臨也は幸せそうに笑みを浮かべた。
「・・・・・・ふふっ
ねえ、シズちゃん」
「・・・・・・なんだ」


「大好き」


 臨也は、静雄の頬に軽く口付けた。
 そんな恋人達を、紅い瞳の黒猫が優しく見つめていた。

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