完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*2*
暗く細い道に、僕の足音が響く。やっぱり昼間とは全然違う、この未体験。
もう少し行くと、小さな公園がある。公園を通りすぎ、右に曲がって進み、ポストの横を過ぎれば、僕の家はもうすぐだ。
公園に近づいた時、僕は違和感に気付いた。声が聞こえた。それも、一人や二人じゃない。
思わずこっそり公園の入り口に近づいて、そっと覗きこんだ。
中にいたのは、見るもカラフルな服や髪をした、女の子十数名。その姿は、まるで前にたまたまアニメで見た、魔法少女のような感じだった。
PR