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*11*
多重の図書館第二部
十一🔷多重の家での日々
零時
日本時間でいうと正午。意外とこんな時間に事件や事故が起きやすいんだ。私たちはいつも年中無休で、二十四時間毎日寝ずに、地球を助ける神様としての役目を果たしている。零時から四時まではみんな個室にいる。なんかあればアラームで知らされるからね。
五時
リビングルームで一日の活動や、やることを確認する。って言っても、ほとんどみんな遊んでいるけれど。
八時
小、中学生が登校する時間。誘拐や通り魔事件が、最近相次いでいるので、注意深く見る。監視ルームにほとんどみんないる。私たちは大体日本しか見ていない。国一つ一つに神様がちゃんといるから。
九時
高、大学生が登校する時間。ここでも誘拐や通り魔事件が、最近相次いでいるので、注意深く見る。
十二時
本日二回目の正午。昼ご飯の時間。神様はあまり眠くなったり、お腹が空かない。だからこの時間だけ食べるのさ。
十七時
すべての神様との会議の時間。ハジマリはどこの国でもない。始まりだから。ハジマリは日本が好きらしいからよくいるらしい。事件や事故のことや、楽しいことなどたくさん話す。会議というより、なんか集まる集会みたいな。そこまでつまんなくない。
十九時
会議が終わってひと段落といったところ自由時間。
という感じで日本を救って、とにかく遊ぶみたいな感じ。勘違いしないでほしいけれど私たちは何もかもできるとは限らない。ハジマリは何でもできることはない。っていうことを忘れないでね。
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これ第一部のおめけじゃね………
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