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多重の図書館
作者: 日影@hikage  (総ページ数: 16ページ)
関連タグ: かがみの孤城 フィクション 長編小説 戦争 
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10~

*10*


  十🔷おまけ
「種明かしターイム。司会者私、水晶と」

「ハジマリでーす」

 気が付いたらなんか始まっている。私たちは前まで図書館だと思っていた、多重の家「リビングルーム」にいる。

「皆さんびっくりしましたよね。えっなんか言ってよ。ねえ」

「普通こんなのされたら誰もしゃべらんわ」

「きよは自分の正体のこと、まだ理解していないの?」

「何でもかんでも損じてもらえると思うなよ。ばーか」

「まあまあそう喧嘩なさらず。なんかここ怪しいなと思ったことを皆さん言ってから種明かしをしまーす」

「まず最初から、初めてみんなと会ったとき。水晶がやけに冷静すぎた。普通こんな変なところに来たら慌てるだろ」
と炎煉。

「さ、最近水晶さん噓ついてばっかです。たっ例えばIQ400って噓ですよね。あれは前から、はっハジマリさんから聞いたんじゃないですか」

「ハジマリの仕業でなぜか水晶をリーダーにしようと思った。そうしないと色々都合が悪いがな」
と烏賊葉。

しーんとなる。

「これでいいですかね。合ってます。ほかにもあるんですが、数えだしたらキリがない。ひとつ言っときますね。私は最初に言ったはずなんですが、皆さん気が付いてなかったみたいですね。しっかり私の言ったことに注目してください。はじまりにありますよ」

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第二部もよろしくお願いします。本当に短くてすいません。それでも呼んでくれる皆様ありがとうございます。

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