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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 8ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 戦闘中 逃走中 ゼンカイif編 猿展開注意
*2*
たくっちスノーが特別スタッフと合流し、ゲームエリアへと向かっていく所だったが。
「ゲーム開始は明日だろ?なんでもう行くんだ?」
「高月さんがな、民間人の確認をするようにって……逃走中と違って完全な攻撃戦になるから、普通に危ないんだよ。」
戦闘中は選手の全力が存分に発揮される。
その為1時間もせずにエリアが崩壊してしまうことも珍しくは無い。
そういう時は自費でクロノス社がなんとかしているが……
「ところで皆、戦闘中の特別スタッフってことは強さを求められるけど大丈夫なのか?」
「言われるまでもなく」
「ドッジボールはあまりやったことありませんけど……多分いけます!」
「最悪ボクが全部片付けます」
「それはまぁ心強いことで………」
時空の渦がある部屋にたどり着いた、某建築ゲームの黒い扉のように火をつけることで、クロノス社員は好きな世界に飛べるのだ。
………
今回のエリアとなる赤い屋敷の中にたどり着いた。
事前に屋敷の主人には避難通告を出して、貴重品は全て持ち出すように指示はしてあるので、話が行き渡ってるなら中には問題は何も無いはずだ。
「室内ですか」
「ああ、見たところ貴重品も骨董品も高級品も無さそうだ、出費は軽く済みそうだな」
「壊さないようにやることは出来ないのか」
「そんなように誘導できたら苦労は……ん?」
たくっちスノーが中を移動していると、松山がいた。
りりすた革命団内で、時空で、そして今回のゲームで最も警戒すべき人物が。
「おい松山、ゲームは明日だぞ」
「知らねぇわ、言っとくが全員もう集まってんだからな」
「どんだけ皆ゲームしたいんだよ………もう、逃走中の時はちゃんと皆予定守ってくれるのに……」
たくっちスノーは頭抱えながらも、特別スタッフを読んで仕方なく今日、戦闘中を始めることにした。
「ってことで血気盛んなお前らの為に!!今から戦闘中を開始する!!」
かくして、戦闘中が生まれ変わって登場するが……
「おい、その後ろのフード3人は?いつものあの3人は……」
「戦闘中は逃走中とは別の特別スタッフが担当する、俺もまだ顔を見ていない新人だ。」
「では、ルール説明の前に自己紹介がてら、アレをやっておきましょう」
戦闘中は始まる前に、代表者が戦闘の誓というものを宣言する。
特別スタッフ達がそれをやるというのだ。
3人は前に立ち、フードを掴む。
「1つ!ゲーム中は 『真剣勝負を楽しむ』こと!」
「あ、新しく特別スタッフに任命されました!スレッタ・マーキュリーです!水星から来ました!」
「2つ、勝者への『リスペクトを忘れない』こと。」
「ジョースターエジプト一行幻の7番目 赤塚骸、所有スタンドは『レッド・ガーランド』だ」
「そして………3つ、ルールを守り『全力で勝ちにいく』こと。」
「初めまして、ボクは『拳獣』リカルド、時空の皆さんをブッ潰しに来ました」