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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 8ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 戦闘中 逃走中 ゼンカイif編 猿展開注意
*7*
「き……キングオージャー……」
5人の戦隊らしき存在がシルエットのように映る。
「といっても、オリジナルじゃなくて……情報を元に作った機械製のダミーだ」
「何せ本物は一国の王様だし向こうも問題が山積みだ、迂闊に呼び出せない。」
「だからハンターをまた改造してだな………」
いつもの事である、たくっちスノーは過去にハンターのデータを流用してボディーガードを1から二つも作成している。
「なんで俺が数多の戦隊からこいつらを選んだかと言うと、クワガタオージャー……ギラ・ハスティー」
「俺はまだ会ってないんだが、俺と同じ正義の悪役らしいからな」
「………さ、話は終わりだ、俺もそろそろやりたくてうずうずしてんだよ」
「始めるぞ!!」
たくっちスノーの一声と共に、MM戦闘中が遂に幕を開ける!
「最初の猶予は無し!存分にボールを投げてぶへらあっ!!!」
ボールをぶつけられたたくっちスノーを引き金に、バトルボールのぶつけあいが始まった。
スレッタが慌てて駆け寄るが、リカルドは撤退を優先しスレッタを引っ張っていく
「あいつら覚えとけよ………チーム月光も発進!!」
………
50:00
ゲーム開始直後。
もう既にランキングがどんどん変動していった
ちなみに最下位はたくっちスノーである。
「あ……あいつら好き勝手やりやがって……というか、俺のボールどこに……」
「あ、水星ちゃんとリカルドに使わせたんだった」
とりあえずたくっちスノーはボールを得るために今は逃げることにした。
何より現在金額の計算も大変である、チーム月光がランク入りさえしてくれれば余裕なのだが。
たくっちスノーは別に勝ちたい訳では無いので、隠れに徹してチーム月光に密かに指示を送る。
「逃走中ならともかく、松山とかとタイマンでやり合いたくないからな、しかも……暴力解禁だ」
「勝てる気がしないんだよな」
…………
49:30
「まずは1人、見つけましたよ」
「拳獣、リカルド……」
その松山はすぐ様リカルドと遭遇する。
お互いボールは持っていないが……
「フッ!!」
「!」
既にお互い臨戦態勢、ボールが無いなら拳でやりあえばいい。
「やりあうなら常在戦場、敵と相対したら四の五の言わずファイティング・ポーズを取るのが普通ですよね」
「とんでもねぇ反応速度だ……拳の風圧や軌道がピストルみてーな動きを起こすことから『拳獣』……ライフル欲しくなってくるゲームは今回が初めてだ」
「言っておきますがそこまではやりませんよ、ボクも本気を出したら貴方を殺してしまいますし、ルール上それは許されません」
「………なんて、従うように見えますか?」
「そうだな、論理(モラル)や約束(ルール)なんてまのは自分の弱さを正当化して誤魔化そうとする卑怯者がやること」
「\\