完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

当選中 〜めざせゲームマスター〜(エイプリル企画)(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 11ページ)
関連タグ: オリジナルゲーム MM○○中 メイドウィン小説SEASON3 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~

*4*

カノコ
「あ、そうだ!思い切ってアサルも立候補してみたら?」

アサル
「何っ!?僕が!?」

カノコ
「何ならもうエントリーはしておいたから、赤っ恥でも実績でもいい感じに残せるよ!」

カノコ
「カノはどっちでもいいけど」

アサル
「この腹黒め………僕をなめるなよ!」


エントリーナンバー4【ゲームマスターアサル】

アサル
「ふぅ……さて、僕の提唱する逃走中ですが」

アサル
「ここはあえて、システム全てを逆転した『逆逃走中』を提案します」

アサル
「プレイヤーは追う側。」

アサル
「相手となるのはメタルメイドウィン達の逃亡者数名、これらを1人で捕まえます」

アサル
「賞金は秒で増えるのではなく減る。」

アサル
「そして、それぞれのプレイヤーの捕まえた時間=賞金を競い合うタイムアタック形式のゲームです。」

アサル
「さながら某宇宙人狼の何ポスターのように、ミッションを逆に向こうに行っての妨害行為も検討しています」

アサル
「追いかけて捕まえるカタルシスを味わえる逆逃走中!僕がゲームマスターになって管理してみせます!」

…………

たくっちスノー
「おーーすげーすげー!」

たくっちスノー
「多分今までの中で1番本格的だったかも」

たくっちスノー
「逆逃走中ね………」

カノコ
「おつかれアサルー!カノは上手くいくって確信してたぞー!」

アサル
「僕が赤っ恥かくのちょっと期待してたやつがよく言うよ」


………

こうして、他の参加者が当たり障りもないネタを言ったり、システムだけ参考に出来そうなことを言う中………

たくっちスノー
「………番号34番!」


「はい、私です」


たくっちスノー
「………あ!待ってましたよ!!」

たくっちスノー
「樫本さん!」


理子
「………」

アサル
「この方は?」

たくっちスノー
「前にある一件でお世話になった、URAの樫本理子トレーナー!……俺にとっては理事長代理って呼び方の方がしっくり来ます」

理子
「理事長代理をやっていたのも、もう大分前ではありませんか」

たくっちスノー
「そりゃそうだけど……来てくれて嬉しいです!」

理子
「それは、貴方が来るように頼んだからで…………」

3 < 4 > 5