完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー
*2*
【第1話】
「招き」
七夜
「…………ッ!?」
その男………七夜は気が付くと、雲の上へと来ていた
七夜
「んだよこれ………幻じゃねぇし………夢でもねぇ」
七夜
「まさか、遂に俺死んじまったのか?」
七夜
「にしては体はなんともねぇ、体調も悪くねぇ」
七夜
「なんなんだこれ………」
七夜
「お」
七夜が辺りを見渡していると、一瞬人影のようなものが見えた
七夜
「俺以外に誰かいたのか……よし、ここで立ってても何も変わんねぇよな」
七夜
「行くか」
…………
七夜がしばらく歩いた先には………そこにあったのは長蛇の列……
先に何があるのか見えないほどの人があった
七夜
「はぁ!?なんだよこれ!?」
七夜
「確かに人がいないかと探してはいたけどこんなにいるもんかよ!?」
七夜
「やっべー………マジでここあの世だったらどうしよう、俺まだやりたいことあるのに」
七夜
「てかこれ、ちゃんと進んでるのか?」
それからしばらくして、列は1歩ずつ、1歩ずつ前に進んでいき、七夜は列の中に入っていく
それから……何時間かかったかも分からない頃………七夜はようやく奥に何があるのか見えてくるようになった
それはまるで………ゲートのような……関所のような……
七夜
「なんだあれ?遊園地の入口みたいだな、レジャー施設か何かか?」
七夜
「………しっかし、あそこにくるまでまだ大分かかりそうだな」
七夜
「一体いつになったら動けるんだ?」
………更に数時間後
ようやく前の人がゲートに入り、七夜の番がやってきた
七夜
「流石に立ちっぱなしで足が痛い………」
七夜
「さっさと入って座るとすっかな………あー、痛い痛い」
…………
七夜
「ん?」
ゲートに入ると、早速紙を渡される
そこに書いてあるのは………
七夜
「………名前の記入欄、だけ?」
七夜
「利用規約みたいなもんもねーな、マジで名前書くだけでいいのか」
七夜
「ここは………そうだな」
七夜
「本当なら今日で、この名前にするのも最後のはずだったけどな………」
【城之内 七夜】