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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
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【第6話】
「滅びは終わらない」
ジョンソン
「………あ、あ、裏切り者………裏切り者です!!」
七夜
「は………はあ!!?裏切り!!?」
ジョンソン
「はい!ちょうど七夜さん達が義羅さんを止めに行った時に………」
四柳
「…………ちっ、ビジョンもそこまで万能じゃない、他に居ることを想定しておくべきだった、俺たちのミスだ」
七夜
「……………………おい、俺たちいつまで気絶してた?皆は?」
ジョンソン
「た………た、沢山死にました!!」
ジョンソン
「梨亜さんも死にました!!」
七夜
「…………え、な、な、なんで…………何でだよ!!?」
ジョンソン
「訳は後で話します!なんとか生き残りは避難させましたので貴方達も急いで!」
七夜
「………………なんで、なんでそんなことに、俺が………俺が手がかりがあるかもってここに行こうとしたら……?」
四柳
「自分を責めるな七夜、お前一人の責任じゃない………今は逃げるぞ」
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七夜
「………………………」
璃音
「失礼するであります」
七夜
「……………璃音」
七夜
「俺は………お前の…………」
璃音
「いえ………その、祖父江さんも言っていたようでありますが、貴方だけが悪い訳では無いのであります」
璃音
「騙された上に、近くにいたのに梨亜を守れなかった私も悪いのであります」
璃音
「むしろ………七夜さんは義羅さんを止めてくれた、七夜さんが居なかったら余計に被害が出ていた事も有り得たのであります」
璃音
「だから………そんなに落ち込まないで」
七夜
「……………俺は、皆を、守るために………なんで、俺よりずっと幸せになれるはずなのに」
七夜
「…………どうして」
璃音
「………祖父江さんから伝言であります」
璃音
「俺達はもうひとつ、人間のパターンを見落としていたと」
七夜
「人間の?………最初に言ってたヤツか」
七夜
「確か、ここに来て狂っちまったやつ、タガが外れた犯罪者、それに巻き込まれた被害者、俺たちみたいに帰りたいと目指してるもの…………」
七夜
「あと、1つ?」