完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

スマブラ戦記 ~嗚呼任天堂よ永遠なれ~(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 55ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ スマブラ戦記シリーズ メイドウィン小説の原初 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~

*2*

~???~

「ん...ふうう。」

眠い...

「目が覚めたか」


「あれ?ここは...」

気が付くと、私は変なところにいた。

背中に柔らかい感触がある...


「俺も知らん、分かることと言えばここは雲の上だ。」

「雲の....ああ!本当だ!私、雲の上に乗ってる!」

私は立ち上がって地面を触る、白くて柔らかい...やっぱり雲だ。

「お前、この世界が何なのか知ってるか?」

「ふぇ?」

話しかけてきたのは、私よりずっと背の大きい男の人...

「私にもよく分かんないですけど...ここが雲の上ならたぶん、夢の中だと思います」

「ダメか、アテが外れた...」

「え?」

「あいにくだが、ここは夢じゃない、それだけは確かだ。」

「そうなんですか?」

「まあいい、ここは危険だから俺に付いてこい。」

「でも知らない人に着いていかないでってお母さんに...」

「...そういえばそうか、だがな、ここにはお前の親なんていない、お前の友達もいない、今のところ俺とお前しかいないんだ。」

「...うう。」

「まぁ、悪いようにはしない。」

「ウソつかない?」

「ウソつかない。」

...この人に着いていっていいのかな。

でも、一人は怖いし...

「わ、分かりました...あの、貴方のお名前は?」

「...ああ、悪いな、名前言うの忘れてたな」

「俺の名前は仁天正樹(にんてんまさき)だ、お前は?」

「私は、桜井彩月(さくらいさつき)、6歳です!」

「桜井...?」

彩月
「...えっと、仁天...さん?」

正樹
「...ああ、すまん、行くぞ彩月。」

「えっ、はい!」

私は仁天さんに着いていくことにした

....それにしても、仁天さん。

私の名字を聞いたとき、辛そうな顔をしてたけど、なんでだろ....?

1 < 2 > 3