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スマブラ戦記 ~嗚呼任天堂よ永遠なれ~(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 55ページ)
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~

*5*

王様の所へ戻ってきた...

なんだか、大きな箱みたいなものがみえる

M・サトル
「おかえり彩月ちゃん、君は合格だったよ」

正樹
「合格というのは...任天堂戦士か?」

彩月
「あの、任天堂戦士って.」

M・サトル
「...それも含めて、この世界....任天堂世界について話そう」

M・サトル
「彩月ちゃん、君はアンケートを見たところ『星のカービィ』が好きなんだね?」

彩月
「大好き!」

M・サトル
「そして仁天、君は『カードヒーロー』がお気に入りらしい」

正樹
「中学生の頃ドハマりしたからな....」

M・サトル
「現実世界では彼らはゲームになっている、その販売会社の名前が....」

正樹
「任天堂。」

M・サトル
「そう任天堂だ、現実世界の任天堂は我々の世界と現実世界を干渉する物を日々開発している。」

M・サトル
「それがあのファミコンやゲームボーイといったゲーム機の数々さ。」

彩月
「えーと...つまり?」

正樹
「ゲームの世界に来ちゃったわけだ」

彩月
「すごーい!」

M・サトル
「現実世界から見れば任天堂世界の住民はただのゲームキャラにすぎない、しかし君が好きなカービィは実際に生きている、この世界で。」

彩月
「ほんと?かーびいに会いたい!」

M・サトル
「そうしたいところだが...実は任天堂世界が大変なことになっていて」

正樹
「どういうことだ?」

M・サトル
「...実はある日、任天堂世界に見たことのない人物達が現れた、そいつらは謎の力を使い任天堂のゲームの世界をめちゃくちゃにしてしまった」

M・サトル
「彼らはこんな掛け声をしていた」

【smash・brotherz!】

すまっしゅ、ぶらざーず....

彩月
「....スマブラ?」

M・サトル
「そう、何故かスマブラ。」

正樹
「.....」

彩月
「世界がめちゃくちゃになると、どうなっちゃうの?」

M・サトル
「設定やらキャラクターもめちゃくちゃになって、後戻り出来ない段階に入っちゃったら現実世界にも影響してしまう、ゲームが遊べなくなったりとかね」

彩月
「そんなのやだー!」

M・サトル
「そう!そこで君たち任天堂戦士(にんてんどうせんし)の出番なんだ!」

彩月
「ふぇ?」

M・サトル
「我々はその謎の勢力をどうにかするために、現実世界の人間を集めることにしたんだ、我々の世界でキャラクターが戦うより人間の方が強いと発覚したからね」

正樹
「無許可で呼び寄せるのはどうかと思う」

M・サトル
「それに関しては申し訳ない」

M・サトル
「世界中の人間から、任天堂の作品が大好きな人を性別年齢問わず調べあげ、良さそうな人をこうやってスカウトしていたのさ」

正樹
「そして俺と彩月は選ばれた、というわけか。」

彩月
「私すごいの?」

正樹
「凄いな、学校では自慢できないだろうが」

彩月
「やったー!」

M・サトル
「お願いだ、選ばれし任天堂戦士達よ!その謎の勢力達を倒し、任天堂世界と現実世界の任天堂の平和を取り戻してくれ!」

正樹
「任天堂がゲシュタルト崩壊してきた」

彩月
「倒すっていってもどうやって?」

正樹
「俺はともかく彩月はまだ子供だ、簡単に力負けしてしまう」

M・サトル
「もちろん武器は用意してある」

王様は箱を開ける....

M・サトル
「まずは仁天に、カードヒーローディスクだ」

正樹
「カードゲームのアニメで着ける近未来的なアレか」

M・サトル
「腕にはめ込むタイプだから取り外しも楽...そのディスクを使えばカードヒーローのモンスターを召喚できる」

正樹
「ありがとうございます」

M・サトル
「彩月ちゃんにはこれを、カービィが好きみたいだからね」

星の付いた...棒?

正樹
「そいつは『スターロッド』だ、振れば星が出てくる。」

彩月
「ほえ~」

M・サトル
「それでは、任天堂作品の世界へ送るね」

正樹
「そういえば気になってるんだが、任天堂戦士とやらは俺達だけか?」

M・サトル
「いや、既に多数の人間がそれぞれ別の世界へ向かってると思うけど...」

正樹
「....まあいい、行くぞ彩月。」

彩月
「うん!」

M・サトル
「検討を祈る!」

こうして、私の冒険が始まったの、

【プロローグ end】

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