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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 30ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 バトロワ風
*18*
月
「………僕の武器は…………」
L
「月くーん」
月の後ろからLが歩いてくる
月
「…………!?竜崎!?」
L
「まさか、貴方も参加させられているとは思いませんでしたよ」
月
「それはこっちの台詞だよ!なんだってここに………」
L
「………とりあえず、そちらに」
月
「ああ………」
…………
月
「………竜崎、ひとつ聞いてもいいか」
L
「はい」
月
「君の武器………ほら、鞄にランダムに入ってるやつは何だった?」
L
「私の武器は………まぁ、大したものではありませんよ、殺傷力はあまりない……粗末なものです」スッ
月
(ヌンチャクか………確かに、あまり殺人には向いてない武器だな)
L
「月君は何が入ってましたか?」
月
「僕の方も大したものじゃない、ほらコレ………マグナムさ」
L
「デザートイーグル………充分すぎるくらいの物ですよ」
月
「おいおい、父さんみたいな警察の人間ならともかく、一般人の僕がこんな物扱い切れるわけないだろ?宝の持ち腐れってやつさ」
月
「………だが、僕は最後まで生き抜くつもりだ」
L
「私もそのつもりです、お互い………頑張って生き延びましょう」
月
「ああ」
月
(…………いや、L………生き残るのは僕だけだ)
L
(…………今考えるべきは月くんやキラの事じゃない)
L
(奴は………どこにいる?)
………
そして、参加者の一人ばいきんまんは………
ばいきんまん
「はひふへほー!俺様だって今回は自信があるんだぞ!」
ばいきんまん
「おれさまの鞄の中に入っていたスコップで穴を掘って、ここにバイキンロボの研究ラボを…………」
ばいきんまん
「あ、しまった、おれさまとしたことが工具箱が無いことを忘れていたぞ、どこかに小屋でもないものか……………ん?」
ばいきんまんの目の先に大きな工具箱が
ばいきんまん
「あーなんてグッドタイミング!これはまうおれさまのものだもんねー!」
ばいきんまん
「さて、スパナや金槌はカバンに入れるとして、他に良いものは………ん?
ばいきんまんが工具箱を開けると…………箱の中に、暗く輝く【何か】が
「バイバイキーン」
そのままばいきんまんを丸ごと呑み込んだ
ばいきんまん【死亡】
残り103体
ミミクリーマン
「…………(ニヤリ)」